TONY MACALPINE -MaximumSecurity

TONY MACALPINE(トニー・マカパイン)の、アルバム”Maximum Security”収録曲“Hundreds Of Thousands”について書いていきたいと思います。

疾走感があり、とても勢いのあるスリリングなギターインスト。

トニー・マカパインの初期作品の中でも人気の曲で、ギターインストの中でも”名曲”として扱われる曲の1つです

通して凄まじく”テクニカル”ですが、スケールを速弾きで上下するだけではなく、各パートちゃんと”フレーズ”感があり、とても聴きやすく、とても格好良い。パートごとに転調し変化をつけているのも特徴的です。

イントロ
激しいスネアの連打から勢いよく始まります。

2秒〜
大きく分けて二つのモチーフに分けられる”Aパート”。
“コードトーン”をなぞる駆け上がりの”スウィープ奏法”で始まり、最後は音を伸ばし”ビブラート”や”ハーモニクス”でアクセントを付けた2小節単位のフレーズを繰り返す前半

同じくコードトーンをなぞりながらも、こちらは4小節単位の後半。
Aパートの繰り返しでは、後半部分を変更しBパートへ向け転調。

25秒〜
Aパートから全音上に転調した”Bパート”。
こでも”スウィープ奏法”を織り交ぜたフレージングで、上下した後に音を伸ばし”チョーキング”や”ビブラート”、パターンとしてはAに少々似た物になっています。

45秒の所では”Aパートの調に戻る様に転調”し、ラストはブレイクして”オルタネイトピッキング”によるテクニカルな速弾きを聴かせてくれます。

52秒〜
ここからはAパート→Bパートと展開しますが、Bパートのラストの速弾きの形を変え、転調しソロパートへ。

1分41秒〜
“ディレイ”が強くかかり”アーミング”で音を揺らしアクセントを付けた入りから、“テクニカルな速弾きによる圧巻のギターソロパート”

“スウィープ奏法”・”高速オルタネイトピッキング”・”ライトハンド奏法”と高度なギタープレイが見られますが、ただテクニカルで速いだけでなく、”フレージング”と”構成”がしっかりとしており飽きさせません

2分26秒〜エンディング
ここでは再びAパート→Bパートときて、ラストはライトハンド奏法を駆使した規則的に下降していくクラシカルな速弾きで終了

 

メロパートもソロもテクニカルで勢いがあり、爽快感のある曲ですが、”チョーキング”やアーミング”でアクセントをつけた間の取り方は絶妙です。

クラシカルな要素を含んだ速弾きの曲なので、イングヴェイと比べられますが、フレーズ感も曲構成も違い、まったく別の良さがあります。

ギターインストとしては名曲と扱われる曲の1つですのでオススメします。