TONY MACALPINE -MaximumSecurity

TONY MACALPINE(トニー・マカパイン)の、アルバム”Maximum Security”収録曲Tears of Saharaについて書いていきたいと思います。

哀愁にあふれ、味わい深いバラードインスト。ツインギターのハモりによるフレーズの流れは通して”泣き”に満ちたとてもエモーショナルな曲です。

ギターのフレーズの一つ一つの流れがとても美しく、”ビブラート”での音の揺らし方や、深くかけた”リバーブ”や”ディレイ”の残響具合もとても絶妙で聴き入ってしまいます。

“チャーリオルガン”や”ストリングス”と思われるキーボード音色は派手に動かさず、白玉系で曲全体を覆う様に使われ、これも曲の雰囲気を強く盛り上げています。

この曲は当時”DOKKEN(ドッケン)”に在籍していた、ギタリスト”ジョージ・リンチ”がゲスト参加し、味のあるソロパートを聴かせてくれます。

 

イントロ
クリーン・トーンのアルペジオによるしっとりとした始まりです。

15秒~
味わい深く、強い哀愁を感じるAパート。1フレーズ終わるとハモりとクリーンのアルペジオが入り雰囲気をより盛り上げてくれます。

38秒~
コードを変え、Aパートよりもハイフレットでフレーズを弾く緊張感のあるBパート。

1分~
イントロのアルペジオから、ディストーションギターのバッキングが入り、やや変化したAパート、そしてBパートの流れです。

1分32秒~
さりげない速弾きも交え、ツインの流麗なハモりのフレーズが際立つCパート。A、Bと来てからのこの流れはとても良いです。

1分58秒~
1分程のソロパート。大きく分けて2パートに分かれており、初めはイントロのクリーンのアルペジオをバックに、”ジョージ・リンチ”による”チョーキング”や”ビブラート”を多用した、泣きに満ち、味わいのあるロックなソロパート

2分40秒を過ぎたところからは、トレモロからのかけ下がりフレーズから畳み掛けるようなネオクラシカル調の速弾きパート。バックで鳴っている、”ストリングス”もここから少し音が前にでて、クラシカルな雰囲気をやや強くしているように感じます。

3分5秒~エンデイング
ラストはソロの余韻を少し残し、流麗なハモりのCパートが入り、繰り返しながらフェイドアウトします。

 

曲としてはトニー・マカパインが作ったものですが、味のあるソロパートはジョージ・リンチのよるもので、ギタリスト2人の持ち味が発揮された、とても感動的なバラードであり、名曲として扱われる曲です。