Blind Guardian - TALES FROM THE TWILIGHT WORLD

今日はドイツのメタルバンドBlind Guardian(ブラインド・ガーディアン)の1990年に発売しました3rdアルバムTALES FROM THE TWILIGHT WORLD(テイルズ・フロム・ザ・トワイライト・ワールド)を紹介&レビューしていきます。

ドイツのスピード感とメロディーを強く出した所謂”メロディックスピードメタル/パワーメタル”と言えば日本では同郷のハロウィンやガンマレイが挙がりますが、このバンドも非常に根強い人気のあるバンドの1つです。

・クワイアの多用
ロック音楽でのクワイア(コーラス)は遡ると雰囲気は変わりますが”クイーン”などが挙げられますが、メタル界隈でクワイアの多用と言えばこのバンドの名前が出る事が多く、その後のバンドも”ブラインドガーディアン的”なと比較で名前が出る事があります。

・ファンタジー小説等をテーマにした叙事詩的曲
このアルバムでは”The Lord of The Rings”(邦題: 指輪物語)をテーマにした曲が入っていおり、他のアルバムでも有名なファンタジー小説をテーマにした曲等があり、このアルバムではそれ程強く出ていませんがフォーキッシュなパートやフレーズを入れた叙事詩的な雰囲気の曲はその後のヴァイキングメタルなどにも通じるところがあります。

・疾走感が強く出した初期の傑作
音楽的な完成度や現在語られる彼ららしさとなるとその後の作品に軍配が挙がりますが、この3rdアルバムは日本デビュー作であり初期の力強さと疾走感を出した最も勢いのある作品だと感じます。

ブラインドガーディアンは次のアルバム以降徐々に疾走感よりも曲としての構成を重視し、ミドルテンポでのより厚いクワイアを多用するスタイルに変わって行きました。
好みによりますが、疾走感を持った勢いのある作品も求めてる方はこのアルバムが良いと思います。

それでは各曲の印象や感想等を書いていきます。(2007年リマスター)

アルバムTales From The Twilight World 曲目

1 Traveler In Time
2 Welcome To Dying
3 Weird Dreams
4 Lord Of The Rings
5 Goodbye My Friend
6 Lost In The Twilight Hall
7 Tommyknockers
8 Altair 4
9 The Last Candle (Remastered)
10 Run For The Night (live)
11  Lost In The Twilight Hall (Demo)
12 Tommyknockers (Demo)

1 Traveler In Time
疾走感を出した勢いのあるオープニングナンバー。
所々で入る軽いクワイアを入れた歌メロやギターのフレーズは中々に格好良い。
間奏やラストの方でアコースティックギターを入れ雰囲気を出したパートは印象的。

2 Welcome To Dying
Traveler In Timeに引き続き疾走感を出した曲。
Traveler In Timeよりもストレートでアルバムの中でも特に勢いがある曲で、AメロBメロの流れも良いですが、クワイアをバックに歌うサビが熱いです。
開放弦を使ったペダル奏法での早弾きから始まるギターソロは個人的には好みで、
コピーして良く弾いていました。

3 Weird Dreams
ギターのフレーズを中心としたインスト曲
1分半に満たない短いもので勢いで押していくタイプですが、聴きどころのあるギターのフレーズもある曲だと思います。

4 Lord Of The Rings
テーマにしている”The Lord of The Rings”の名前を冠した、アコースティックギターの伴奏で進行するバラード曲。
しっとりとした感じと言うよりは力強さのある曲でサビ部分は中々良いと思います。

5 Goodbye My Friend
1、2曲目の様に再び疾走感を出した曲。
曲名を歌うサビのメロディーは気にいると中々に癖になります。

6 Lost In The Twilight Hall
元ハロウィン・当時ガンマレイのカイ・ハンセンがゲストとして参加した曲。
これもストレートな展開の曲で、サビでのクワイアはこの曲でも中々に熱く好印象です。
際立ってテクニカルというわけではないですがギターソロや節々で入るギターのフレーズは中々良いです。

7 Tommyknockers
少しクラシカルテイストのあるギターリフが入るダークな雰囲気の曲。
引き続き勢いのあるスピードナンバーで、この曲でもギターのフレーズ中々良い。

8 Altair 4
2分程のシンセ音や怪しいSEから始まる少しアルバムの中でも異色の曲。
前曲Tommyknockersのギターリフのフレーズを引き継いでいる部分が見られます。

9 The Last Candle (Remastered)
アルバムラストのこれも疾走感を出した曲。
サビの部分がアルバムの中でも特に印象的で個人的に好みですが、この曲でもギターのフレーズは中々良い。

参加メンバー

ボーカル ・ベース   HANSI KÜRSCH               (ハンズィ・キアシュ)
ギター      ANDRÉ OLBRICH                     (アンドレ・オルブリッチ)
ギター        MARCUS SIEPEN           (マーカス・ズィーペン)
ドラム           THOMAS”THOMEN”STAUCH     (トーマス”トーメン”スタッシュ)

 

初期の作品で勢いで押し少々荒い所もありますが、歌メロや節々で聴かせてくれるギターのフレーズなどは中々に惹かれる物がある作品でもあります

メロディックスピードメタル/パワーメタルの枠組みでは有名なアルバムの1枚なのでおすすめします。