Children Of Bodom - Something Wild

今日はChildren Of Bodom(チルドレン・オブ・ボドム)の、アルバムSomething Wild(サムシング・ワイルド)収録曲Deadnight Warriorについて書いていきたいと思います。

世に送り出された記念すべき第1曲。記憶が確かなら1stアルバムよりも先にコンピレーションアルバムで、この曲が提供されたので一番最初だったと思います。

所々で不気味さや狂気的な雰囲気を出す演出が聴かれるその後のアルバムにはない勢いのあるスピードナンバー。

イントロ
悲鳴から不気味な笑い声が入る古い映画の一場面の様なSEから始まり、“ツーバスのドラム”“アレキシの掛け声”、そして“ワイルドなギターリフ”と”オーケストヒット”が入り盛り上げるイントロの入りはとてもインパクトがあります。

イントロのギターリフはパワーコードだけではなくマイナー・メジャーのコードを織り交ぜた物ですが、繋ぎに単音での駆け上がりや駆け下りを入れフレーズ感を出しているのが特徴的です。

050秒~
ハープシコードと奏でるギターソロでは”コードトーンの駆け上がりから始まり“スライド”や”ライトハンド”をアクセントに入れています、最後はスピードアップしてのスケールの駆け上がりを見せてくれます。

1分5秒〜
Aメロ(ヴァース)でのギターリフは3連譜の刻みを中心とし4拍目にコードを弾きアクセントをつけていますが、同タイミングにキーボードがチャーチオルガンの音色で弾き盛り上げています。

120秒~
この部分になると木琴系(マリンバ・シロフォン)と思われるキーボード音色が入り残しながらブレイクし間を置く特徴的なパートが見られます。この変化はどこか不気味な雰囲気を出しておりとても効果的に感じます。

2分〜
一番の盛り上がり所でしょうか。ここで展開されるキャッチーなギターフレーズがとても格好良いスケール的には特に変わったところのない”ナチュラルマイナー・エオリアン”です。

Children Of Bodom - Deadnight Warrior ギターフレーズ

他にも似ているフレーズは見つかると思いますが、後に現れる日本のバンド“Blood Stain Child”Silence of Northern Hellのブラスとストリングスによる出だしとちょっと似ていますね。

230秒〜
スウィープ奏法を交えたテクニカルなソロですね。全体ではないですが”ハーモニックマイナースケール”を使用している所が見られます。
250秒〜
ギターソロ後のストリングスと”ギター・チャーチオルガン”による掛け合いのこの演出もアイディアを感じます。

エンディング
わざと増4度で重ねたストリングスに、ギターもアームにハーモニクスを使用した不規則な弾き方で不気味さを演出した終わり方をします。ギターは”Slayer”“Raining Blood”のラストを思い出しますね。

通してパートの規則的な繰り返しが無く、アイディアと勢いで押していってる印象ですね。