Children Of Bodom - Something Wild

今日はChildren Of Bodom(チルドレン・オブ・ボドム)の1997年に発売しました1stアルバムSomething Wild(サムシング・ワイルド)を紹介&レビューしていきます。

・衝撃を与えたデビューアルバム
“ネオクラシカル調のテクニカルなギタープレイ”に”派手に盛り上げるキーボードのプレイ”を交えたドラマチックな曲調に吐き捨てるかの様な”ダミ声のデスボイス”。

90年代後半に現れた”彼らのスタイルはそれまでのメロディックデスメタルと呼ばれるバンドの作品とは決定的に違い”、その後多くのフォロワーが現れ新しい時代の幕開けでした。

少しブラックメタル的な要素もあったためか、販売当時のキャッチコピーは”テクニカル様式美ブラック・メタル・バンド”となんとも探り探りなものだった様です

・洗練される前の荒々しさと勢い
その後のアルバム”Hatebreeder”や”Follow the Reaper”の方がメロディアスなギターフレーズを入れつつも作品としては洗練され整っていると感じますが、この作品には勢いがあり、曲の展開の仕方も以降の作品とは違い”その後のアルバムには無い魅力”があります。

・ネオクラシカル調のテクニカルなギタープレイ
上でも述べましたがアルバムを通して”クラシカルでテクニカル”な”リード”や”ソロプレイ”を聴くことができます。

4曲目”Red Light in My Eyes, Pt. 2″ではモーツァルトの交響曲第25番のフレーズをアレンジして使う等、既存のクラシックの曲のフレーズを入れる直接的なアプローチも見られます。

基本的に”アレキシ”と”アレキサンダー”で”リード”と”バッキング”担当に分かれていますが、ハモりや、役割を交換したり、主旋律と副旋律に分かれてフレーズを弾く様なプレイもあり、ツインギターとしての面白さも感じることができます。

・派手なキーボードプレイ
初期作品の代名詞的な所でもありますが、アルバムを通して節々で”オーケストラヒット”・”ストリングス”・”チャーチオルガン”・”ハープシコード”(チェンバロ)を派手に使い、盛り上げるアレンジを聴く事ができます。

メロパートの合間にブレイクからの”ハープシコード”や”木琴系”(マリンバ・シロフォン)音色を使用した、アイディアを感じる場面変化も特徴的です。

 

それでは各曲の印象や感想、及び細かく書いた記事へのリンクを貼っていきます。

アルバム Something Wild 曲目
1 Deadnight Warrior
2 In the Shadows
3 Red Light in My Eyes, Pt. 1
4 Red Light in My Eyes, Pt. 2
5 Lake Bodom
6 The Nail
7 Touch Like Angel of Death
8 Children of Bodom   ※ボーナストラック
9 Mass Hypnosis   ※

1 Deadnight Warrior
Children Of Bodom – Deadnight Warrior 【レビュー・感想】

2 In the Shadows
Children Of Bodom – In the Shadows 【レビュー・感想】

3 Red Light in My Eyes, Pt. 1
Children Of Bodom – Red Light in My Eyes, Pt. 1 【レビュー・感想】

4 Red Light in My Eyes, Pt. 2
Children Of Bodom – Red Light in My Eyes, Pt. 2 【レビュー・感想】

5 Lake Bodom
Children Of Bodom – Lake Bodom 【レビュー・感想】

6 The Nail
映画「ベン・ハー」のサンプリングから始まる曲。
ギターはイントロのリフから中盤のクラシカルなフレーズを展開する所まで通して良いですが、

ラスト1分のテンポアップしてからの”テクニカルなリフワーク”からの”スウィープを交えた速弾き”の展開が特に格好良い。
この曲もキーボードも”オーケストラヒット”や”ハープシコード”で派手に盛り上げてくれます。

7 Touch Like Angel of Death
Children Of Bodom – Touch Like Angel of Death 【レビュー・感想】

8 Children of Bodom
Children Of Bodom – Children Of Bodom【レビュー・感想】

9 Mass Hypnosis
ブラジルのメタルバンドSepulturaのカバー。
スラッシュメタル的なリフを中心に激しく突っ走るタイプの曲です。
オーケストラヒットよる盛り上げや間奏ではリードプレイが聴けますが、キーボードは抑えめのカバーです。

参加メンバー
ギター&ボーカル  ALEXI LAIHO             (アレキシ・ライホ)
ギター      ALEXANDER KUOPPALA   (アレキサンダー・クオファラ)
キーボード      YANNE WIRMAN              (ヤンネ・ウィルマン)
ベース               HENKKA BLACKSMITH     (ヘンカ・ブラックスミス)
ドラム              JASKA RAATIKAINEN     (ヤスカ・ラーチカイネン)

改めて時間をかけて聴き込んでみましたが、以降の洗練されていった作品には無い魅力を持った良いアルバムですのでオススメします。