DEATH ANGEL - THE DREAM CALLS FOR BLOOD
今日はアメリカのスラッシュメタルバンドDEATH ANGEL(デス・エンジェル)の、2013年に発売されました7thアルバムTHE DREAM CALLS FOR BLOOD(ザ・ドリーム・コールズ・フォー・ブラッド)をレビュー&紹介をしていきます。

・スラッシュメタルとしての勢いを持ちつつ完成度の高さを感じさせる作品
“現代的なシャープさ持った金属的なギターサウンド”から繰り出される“キレのあるギターリフと”マーク・オゼグエダ”の野生的なボーカルを中心に疾走感を出して突っ走る、正にスラッシュメタルな作品。

巧みなリズムやテンポの切り替えで緩急をつけ、グルーブを感じさせるパートやメロディーを聴かせるパートも見られ、勢いだけではないメタルとしての完成度の高さも感じさせます。

アコギでの仄暗さを出したイントロや不協和音を使ったパートも見られ、リフや節々で聴かれるフレーズからも“冷たさやブルータルな色合い”を感じます。

鋭いギターリフが目立ちますが、“メロディアスに勢い溢れるギターソロ”もとても格好良い。

・アルバム内で気に入った曲
捨て曲が無く選ぶのがとても難しいですが、あえて選ぶなら3曲目“Fallen”・7曲目“Caster of Shame”・10曲目“Territorial Instinct”



各曲の印象や感想。
アルバム THE DREAM CALLS FOR BLOOD 曲目

1 Left For Dead
2 Son of the Morning
3 Fallen
4 The Dream Calls for Blood
5 Succubus
6 Execution – Don’t Save Me
7 Caster of Shame
8 Detonate
9 Empty
10 Territorial Instinct – Bloodlust

 

1 Left For Dead
クリーン・トーンでの不穏な旋律のイントロから鋭い刻みが入り突っ走るオープニングナンバー。

終始繰り出される細かい刻みによるキレのあるギターリフは格好良く、勢いのある正にオープニングナンバーといった感じの曲。

2 Son of the Morning
スローで重厚な雰囲気の入りからギターリフが入りテンポアップしていく曲。

シンプルですがドラムがパターンを変え、ファスト・ミドルでの緩急をつけたグルーヴを感じさせてくれます。
中間部に差し掛かると再びイントロのパートへ戻り、妖しさも感じるメロパートやギターソロを披露。

3 Fallen
ドラムのプレイからメタリックなギターリフが入り緊張感ある雰囲気で進行する曲

細かい刻みの中に休符を入れメリハリを付けたAパートのギターリフや、ブリッジ・間奏での勢い溢れるギターソロがとても格好良い。
個人的にはテンポダウンし変化をつけたサビ後の、シンプルな刻みのギターリフをバックに掛け声の入るパートも好きです。

4 The Dream Calls for Blood
カッチリと硬質なギターリフによるミドルテンポのパートと、スラッシーなザクザクとした刻みでの疾走パートを切り替えていくタイトルトラック。

5 Succubus
ミドル・スローながら緊張感のある曲。
テンポ的には速くないものの、ボーカルのテンションは高く、ドラムのプレイやザクザクとしたギターリフからはスリリングな雰囲気を感じさせます。

不協和音を使ったパートを挟むのも特徴的です。

6 Execution – Don’t Save Me
1分ほどの仄暗く物悲しいアコギによるイントロから激しいギターリフが入りガラリと雰囲気を変える曲。

イントロ後のメロパートではミドルテンポでじっくりと進みますが、間奏では再びイントロでのギターリフが入り勢い溢れるギターソロが展開されます

7 Caster of Shame
メロディアスな色合いも感じるダークな疾走曲。
ザクザクとした刻みで疾走感を出して進んで行きますが、爽快さよりも重厚でダークな色合いを感じます。

終盤でのツインのハモりを交えたメロディアスなギターソロがとても格好良い。

8 Detonate
物悲しくもメロディアスなギターと響き渡るパーカッションが壮大な雰囲気を作るイントロから入る曲。

不穏なコードを弾くギターをバックにしたAパートと刻みのギターリフをバックにグルーブ感のあるBパートを繰り返していきますが、勢いのあるギターソロからエンディングへと向かう終盤が印象的。

9 Empty
どこかブルータルなニュアンスも含んだスラッシーなギターリフから入る曲。
シンプルなザクザクとした刻みに不穏な雰囲気を感じさせるフレーズを入れたギターリフは通してとても格好良い。

ボーカルのテンションも高く、曲全体に緊張感があります。

10 Territorial Instinct – Bloodlust
Execution – Don’t Save Meとも違う仄暗さを感じるアコギのアルペジオから入る曲。
疾走パートを入れずミドル・スローのややメロディアスな展開の曲であり、節々で入るギターリードが耳を惹きつけます。

終盤のがらりと雰囲気を変えてから展開するギターリフや、重なるように入るメロディアスなソロによるドラマチックな展開がとても格好良い。

参加メンバー
ボーカル    MARK OSEGUEDA  (マーク・オゼグエダ)
ギター  ROB CAVESTANY  (ロブ・カヴェスタニィ)
ギター     TED AGUILAR            (テッド・アギラー)
ベース       DAMIEN SISSON     (ダミアン・シッソン)
ドラム        WILL CARROLL       (ウィル・キャロル)

スラッシュメタルや勢いのあるメタルが好きな方にはオススメのアルバムです。