MORS PRINCIPIUM EST - THE UNBORN
今日はフィンランドのメロディックデスメタルバンド”MORS PRINCIPIUM EST”(モルス・プリンシピアム・エスト)の、2005年に発売されました2ndアルバムTHE UNBORN(ジ・アンボーン)をレビュー&紹介をしていきます。

 

・テクニカルなツインギターが印象的な激しくもドラマチックなメロディックデスメタル
“テクニカルなツインギター”による“アグレッシブさと叙情性が入り混じるギターリフ”“メロディアスで泣きに満ちたリードとギターソロ”“冷たく幻想的な質感のシンセサウンド”、これらが印象的で激しくもドラマチックな展開を見せていくメロディックデスメタル。

ギターリフは形としてありきたりなペダル系が多く見られますが、どれもメロディが素晴らしく、リズムにアクセントを加えた少し変則的な部分が見られます。

リフだけでなく、テクニカルな掛け合いやハモりを見せるツインのギターソロはどれも格好良い。

 

シンセやテクノ的な加工がされたパートによるモダンな色合いを絶妙に取り入れており、分かりやすいメロディックデスメタルでありながらオシャレさを感じさせます

・アルバム内で気に入っている曲
捨て曲なしといった感じですが、1曲目”Pure”2曲目”The Harmony Remains”・7曲目”The Unborn”


各曲の印象や感想。
MORS PRINCIPIUM EST – THE UNBORN 曲目
1Pure
2 The Harmony Remains
3 Parasites of Paradise
4Two Steps Away
5 Altered State of Consciousness
6 Spirit-Conception
7 The Unborn
8 Fragile Flesh
9 Pressure
10 The Glass Womb

1 Pure
力強く畳み掛けるようなギターリフと激しいドラムから入るオープニングナンバー。

疾走感がありアグレッシブな曲ですが、女性ボーカルによる物悲しくも美しい歌唱パートや泣きのギターリードが印象深い叙情的な曲です。

2 The Harmony Remains
ストレートに突進していく中メロディアスに刻まれるテクニカルなギターリフがアルバム内でも特に格好良いと感じさせる曲。

泣きや哀愁に満ちたサビからギターソロへの流れも素晴らしく、通してとても格好良いと感じさせる曲です。

3 Parasites of Paradise
ギターの刻みとバス・スネアドラムによるマシンガンのようなタイトな連打から入る曲。

全体的にヘヴィな刻みとドラムの激しくタイトなプレイが目立ちますが、中盤でのメロディアスで浮遊感あるソロパートも印象的です。

4 Two Steps Away
前3曲からは落ち着き、どこか近未来的なシンセサウンドが特徴的な曲。

シンセサウンドを前に出したパートと入れ替わるように入るヘヴィで重量感あるリフパートへの切り替わりは格好良く、アルペジオを含み哀愁の漂うリフやタッピング・スウィープ奏法を織り交ぜた叙情的なソロパートも印象的。

5 Altered State of Consciousness
ギターリフやソロからはハーモニックマイナーを使ったエキゾッチックな雰囲気が感じられる曲。

イントロから高速ツインが聴かれ、ギターは全体的に細かい動きがありテクニカルです。

6 Spirit-Conception
ピアノを主体とした物悲しく美しいインスト曲。

7 The Unborn
3連のリズムを主体にドラマチックに展開していくタイトルトラック。

ストリングスと重なるように入り演奏されるクラシカルなリフや、ザクザクと刻むんでいくリフがとても格好良く、短めですがトレモロを盛り込んだソロパートも印象的です。

8 Fragile Flesh
比較的シンプルな展開ですが前曲The Unborn同様に勢いがあり、劇的な展開を見せるテクニカルでメロディアスなギターが印象的な曲。

9 Pressure
シンセサウンドやギターのメロディからはどこか退廃的な雰囲気を感じさせる曲。
中盤での泣きに満ちたギターのメロディに惹かれます。

10 The Glass Womb
重苦しく陰鬱とした雰囲気のアルバムラストの曲。
クリーントーンのギターと透き通るような女性ボーカルによるパートと、ディストーションサウンドのギターが入りやや激しく変化するパートを繰り返していきます。

 

参加メンバー
ボーカル VILLE VIJANEN (ヴィレ・ヴィライネン)
ギター     JARKKO KOKKO (ヤルコ・コッコ)
ギター  JORI HAUKIO (ヨリ・ハウキオ)
ベース     TEEMU HEINOLA (テーム・ヘイノラ)
ドラム     MIKKO SIPOLA (ミッコ・シッポラ)

 

2ndアルバムでありながら高い完成度を感じさせ、メロデス好きの方にはおすすめの1枚です。