THE CROWN - DEATHRACE KING

今日はTHE CROWN(ザ・クラウン)2000年に発売しました4thアルバムDEATHRACE KING(デスレース・キング)を紹介&レビューしていきます。

THE CROWNはスウェーデンのデスラッシュバンド。今回紹介するアルバム”DEATHRACE KING”はとても素晴らしい出来でこのジャンルにおいては名盤の1つだと言われています。

・デス・ロール
基本は”ブラストビート等を使った激しいドラム”に”デスボイスのボーカル”と”スラッシュメタル的ギターリフ”で疾走感を出した“デスラッシュ”ですが、
そこに“ノリの良いロックンロールな要素を織り込んだリフにギターソロ”が時折入りこの事から“デス・ロール”と形容される事があります。

アルバム通して基本的なギターリフやソロも高いレベルで良いのですが、これが個性的でノリが良く最高に格好良いです。

 

・テンションMAXで突っ走り続ける激しく攻撃的な曲調
以前レビューしたディメンション・ゼロのサイレント・ナイト・フィーバーもデスラッシュ系で激しい物でしたが、テンションの高さや疾走具合はこちらの方が上だと感じます。

アルバムを通して殆どテンションMAXで爆走している感じですが、ネタ切れを感じる事はなく捨て曲が無いのも良い点です。

叙情的な北欧デスメタルですとサイレント・ナイト・フィーバーの方が良いですが、デス系統のでノリの良い激しい曲を求めてるならこのアルバムは最高だと思います。

 

それぞれの曲の感想や印象を書いていきます。

アルバム Deathrace King 曲目

1 Deathexplosion
2 Executioner
3 Back From The Grave
4 Devil Gate Ride
5 Vengeance
6 Rebel Angel
7 I Won’t Follow
8 Blitzkrieg Witchcraft
9 Dead Man’s Song
10 Total Satan
11 Killing Star (superbia Luxuria Xxx)

 

1 Deathexplosion
ノリの良い細かい刻みのギターリフから始まるテンションMAXのキラーチューン。
歌メロ前のギターリフがとても格好良いが、ギターソロパートのリフとソロも最高に格好良い。
比較的ストレートでとてもテンションの高い爽快な曲です。
私自身このバンドの存在を知った曲でした。

2 Executioner
これもイントロからテンションMAXで疾走感溢れる曲。
激しいイントロパートから抑揚を付けたサビ部分までの流れは格好良いが、ノリが良いロックなソロパートも格好良い。

3 Back From The Grave
迫り来る力強いドラムとギターリフで始まる曲。
この曲も細かい刻みを中心とし疾走しますが、サビ部分ではシンセが薄く入りギターリフ等からもドラマティックな展開を見せてくれ、これがとても良いです。

4 Devil Gate Ride
主張の強いベースの音から始まり時折ロックなノリのリフが顔出すのが格好良い曲。
中盤からの激しいギターリフが入りブラストビートで更にテンションを上げたパートは凄まじいです。

5 Vengeance
少々テンションを落としたミドルテンポのダークでブルータルな曲。
メロディー裏でリードを弾きながらそのままソロに行く流れは面白くソロの速弾きはとても格好良い。

6 Rebel Angel
ノリが良いデス・ロールな個性的な曲。
イントロから全体を通して個性的でノリの良いキャッチーなギターリフはかなり耳を惹きデスボイスと違和感なくマッチしており、格好良いですが面白くもあります。

7 I Won’t Follow
イントロからペダルを使用した規則的でクラシカルなリフとキャッチーなギターソロが展開される曲。

このイントロのリフからのソロパートの流れが特に格好良いですが、
全体を通してアレンジ的な緩急つけるのが中々上手く感じます。

8 Blitzkrieg Witchcraft
ノリの良いギターリフと掛け声的なクワイアの入るサビが印象的な曲。
アルバム全体としてはややテンポを落とした曲ですが、

掛け声的なクワイアとデスロールなギターリフで展開するサビパートはノリが良く最高に格好良いです。

9 Dead Man’s Song
スローテンポでヘヴィに展開する曲。
イントロから節々で聴けるリードからはどこか冷たくも妖しげな雰囲気があり特徴的です。
終盤の雰囲気を少々変えて展開するギターソロのパートは中々に良いです。

10 Total Satan
イントロではハイトーンのテンションの高いシャウトが入るノリの良い疾走曲。
曲を通して疾走感を強く出したギターリフは良いですが、勢いのあるソロパートも格好良い。

これも人気のある曲で疾走感ならアルバムでもトップではないかと思います。

中盤過ぎのボーカルをエフェクトで加工したパートを聞いていると雰囲気からはどこかシンフォニックブラックメタルバンドのANOREXIA NERVOSAにも似ているとも感じます。

11 Killing Star (superbia Luxuria Xxx)
アルバムラストの8分と長尺な曲。
初めはスローテンポのシンプルなギターのフレーズで始まりますが、2分程するとギターリフに歌メロが入りテンポアップしノリの良い曲が展開されます。

どこか哀愁のあるギターのフレーズをバックにタイトル名を連呼して歌うサビパートが印象的ですが、中盤のロックなノリの良いギターリフが展開されるパートも格好良いです。

参加メンバー
ボーカル    JOHAN LINDSTRAND(ヨハン・リンドストランド)
ギター             MARCUS SUNESSON (マーカス・スーネソン)
ギター       MARKO TERVONEN (マルコ・テルヴォーネン)
ドラム     JANNE SAARENPÄÄ(ヤンヌ・サレンパ)

私自身は極端に攻撃性を追求した物はそこまで求めて来なかったのでこのアルバムはその意味では所持している物では結構上位の物だと思います。

以前からDeathexplosionを気に入っておりアルバムを購入してみましたが、通して格好良い曲で占められており疾走感のある激しい曲を求めている方にはオススメのアルバムです