THE DUSKFOLL - FARAITY 【アルバムレビュー】
今日はスウェーデンのメロディックデスメタルバンド”THE DUSKFALL”(ザ・ダスクフォール)の、2002年に発売しました1stアルバムFRAILTYを紹介&レビューしていきます。

・ストレートにドラマチックな展開を見せるメロディックデスメタル
“メロディアスで叙情的なギターリフやリード”を主軸に”アグレッシブさや疾走感”を出した曲調であり

全体的に同郷の先輩バンドである”IN FLAMES”・”DARK TRANQUILLITY”・”AT THE GATES”等と比べると、憂鬱や悲壮感といった雰囲気やブルータルな要素が薄く、メロデスとしてストレートにドラマチックな展開をしていく印象です。

メロディアスなギターソロも随所で聴かれますが、初期CHILDREN OF BODOM程リードやソロを多用する方向には行かず、”全体的にはリフを重視”するタイプ。

形としてはシンプルですが、アルバム内で随所で聴かれるアグレッシブなリフと入り混じる”哀愁や儚さを感じさせるリード”は印象的です。

 

・アルバム内で気に入っている曲
アルバムを通して捨て曲は無い印象ですが、9曲目“Just Follow”が最も気に入っており、3曲目“Agoraphobic”・5曲目“None”辺りも個人的にはおすすめです。

各曲の印象や感想。
アルバム FRAILTY 曲目
1 The Light
2 Age of Errors
3 Agoraphobic
4 Poison the Waters
5 None
6 Farewell Song
7 Frailty
8 Tune of Slaughtered hearts
9 Just Follow
10 Deliverance

1 The Light
アップテンポのオープニングナンバー
硬質なギターリフと共に疾走感を出した曲調にメロディアスなリードが随所で入り、アグレッシブさとドラマ性が入り混じる曲。

2 Age of Errors
ベースとドラムによる小気味良くノリの良いイントロから入る曲。

前曲に続くアップテンポの曲で哀愁を含んだリードが入り混じり、サビはどことなく中期のインフレイムスにも似た雰囲気を感じます。

3 Agoraphobic
クラシカルなパートから入るドラマチックなギターソロが特徴的な曲。

微かに哀愁を含んだメロディアスなリフをバックに展開するストレートなサビから、がらりと雰囲気を変え強進行でのクラシカルなフレーズを奏でるソロパートへの入りは秀逸です。
その後のギターソロも格好良い。

4 Poison the Waters
前3曲の流れをそのままにザクザクとしたギターリフと哀愁を含んだメロディアスなギターリフが入り混じる曲

5 None
浮遊感のあるギターのリードをバックにしたサビが印象的な3連のリズムを主体とした曲。

メロディアスで浮遊感のあるギターのリードをバックにしたサビは程よく物悲しさや哀愁を感じ、どこか儚くもありとても印象的です。
メロディアスで叙情的なギターソロも中々に良い。

6 Farewell Song
爽やかにも感じるキャッチーなイントロからストレートに展開していく曲。

比較的ストレートな展開ですが、フィルを含むドラムのプレイが変化を付けており印象的です。
やや爽やかに叙情的なフレーズを弾くギターソロも格好良い。

7 Frailty
ドラマチックに盛り上げるクリーンボイスを使用したサビが印象的な曲。

アルバムでも唯一クリーンボイスを使用しており、浮遊感のあるギターをバックにデスボイスと共に掛け合いで歌われるサビは哀愁を含みドラマチック。特に繰り返されるラストがとても良い。

8 Tune of Slaughtered hearts
アグレッシブなギターリフから疾走感を出して入る曲。

ギターリフはフレーズ感を含みつつも全体としてはアグレッシブさや勢いを重視したした印象の曲です。

9 just Follow
どこか儚くも叙情的なギターリフが印象的なアルバム内でも人気の曲。

通して聴かれるメロディアスなギターリフはどれも物悲しくどこか儚い。
デスボイスのボーカルからも悲しみを感じ、曲全体から強い泣きや叙情性があります。

10 Deliverance
アグレッシブな曲調の中に不気味さを出したパートが特徴的なアルバムラストの曲。

基本はザクザクとしたギターリフを主体の疾走感を出した曲ですが、ちょっと不気味さを感じさせるコードのパートを挟んでアクセントを付けているのが印象的です。

参加メンバー
ボーカル KAI JAAKKOLA  (カイ・ヤーコラ)
ギター MIKAEL SANDORF (ミカエル・サンドルフ)
ギター GLENN SVENSSON (グレン・スヴェンソン)
ベース  KAJ MOLIN (カイ・モーリン)
ドラム  OSKAR KARLSSON  (オスカー・カールソン)

 

通して格好良い曲で占められおり、メロデス好きにはオススメの作品です。