TONY MACALPINE -MaximumSecurity

TONY MACALPINE(トニー・マカパイン)の、アルバム”Maximum Security”収録曲Autumn Lords”について書いていきたいと思います。

ハープシコード(チェンバロ)によるイントロから始まり、”クラシカルなギターフレーズが特徴的な”ミドル・スロー テンポの味わいのあるインスト曲。

極端なテンポチェンジはありませんが、通してドラムプレイの変化が単調になりすぎず、良いアクセントを付けている様に感じます。

17秒~
上昇からの下降のフレーズをメインにしたAパート。”3連のフレーズ”を基本としており、最後に”速弾き”や”キーボード”を入れアクセントを付けています。

8小節目からの速弾きは、2拍単位の下降系フレーズを繰りしながら徐々に降りていくパターンですが、2度目のAパートでは4小節目から変化しBパートへ向けて転調します。

58秒~
転調しフレーズが変わるBパート。 Aパートとは逆の、下降してから上がるパターンを主体として違いを出しています。

ラスト4小節では、“ライトハンド奏法”に”スウィープ”をさりげなく混ぜる、テクニカルなプレイを聴かせてくれます。

1分19秒〜
再びハープシコードが入り、“チョーキング”に”アーム”を使用した”絶妙な泣き”の入りからソロが始まります。

入りから素晴らしいのですが、そこからの”スウィープ奏法”を織り交ぜた速弾きは、“テクニカル”なだけでなく”フレージング”もとても良いです。

“アーミングで揺らしたギター音の余韻から、シンセリードによる”キーボードソロ”が入り、そこからは“ギターとキーボードによるソロの掛け合いが”展開。
ギターは1パート終わる毎に、”アーミングで揺らした音”をキーボードソロの頭まで残すのが特徴的ですね。


最後はギターとキーボードが混ざり合い、Aパートへの戻りのギターソロパートへ。ここでのフレーズも絶妙です。

2分45秒〜エンディング
Aパート→Bパートと再び展開しエンディング。

 

フレーズも構成も基本はシンプルですが、適度に変化やアクセントが入り、さり気なくもテクニカルなギタープレイを効果的に織り込んだクラシカルなギターインストです。