ETERNAL TEARS OF SORROW 来日公演 2016
今日はフィンランドのシンフォニック/メロディックデスメタルバンド“ETERNAL TEARS OF SORROW”(エターナル・ティアーズ・オブ・ソロウ)の、2016年8月28日 “Holiday Shinjuku”でのライブの感想を書いていきたいと思います。
※感想は”ETERNAL TEARS OF SORROW”のみ書いています。

1997年に1stアルバムを発売。その後2002年活動停止から解散しメンバーが多く抜けるも2005年に再結成し、アクティブなツアーは行っていませんでしたが、1stアルバムリリースからしてから”19年を経ての初来日公演”でした。

・当日会場へ
当日はライブ前に少々外せない予定が入っていた為、開場予定時間よりも遅れて到着。

サポートの演奏途中に入場することになるかなと思っていたのですが、自らのブログから”Evoken de Valhall Production”のツイッターに飛び確認したところ、リハーサルが押したらしく入場が一通りすんだタイミングで入ることができました。

・会場に入場
見渡すと空きはなく、いい感じに埋まっていました。同じライブハウスで行われたモルプリ&オムギャザの時よりも少々余裕のある感じで、まったく身動きができない程では無かったです。

今回もあの時のように蒸し風呂状態になるのだろうかと考えつつ、後方の一段高くなっている見やすい位置にて準備。

ちょっとライブの感想が書けませんでしたが、モルプリ&オムギャザの時は体調も少々悪い状態で見に行ったこともあり、暑さで意識が遠くなり倒れそうだったので途中で帰ることも考えるほどきつかったです;

ETERNAL TERS OF SORROW ライブ

今回のセットリスト↓

1 Angelheart, Ravenheart (Act II: Children of the Dark Waters)
2 Sweet Lilith of My Dreams
3 Summon the Wild
4 Tears of Autumn Rain
5 Shattered Soul
6 Autumn’s Grief
7 Legion of Beast
8 Diary of Demonic Dreams
9 Sea of Whispers
10 Kuura
11 Dance of December
12 Blood of Hatred
13 Midnight Bird
14 Swan Saivo
15 Prophetian
17 When the Darkest Night Falls
18 Nocturne Thule
アンコール
19 Red Dawn Rising

 

サポートバンドの演奏後20時を少し過ぎたあたりで準備が終わり、ETERNAL TERS OF SORROW のメンバーが登場しステージに。

ベース・ボーカルの”アルッティ・フェテレイネン”、クリーン・ボーカルの”ヤルモ・キルマネン”、リード・ギターの”ミカ・ラマサーリ”、ギターの”ヤルモ・プオラカナホ”、ドラムの”ユホ・ラーハナ”

事前に調べていなかったので知らなかったのですが、ここにきて「あれ、キーボードが居ない?」と気づきました

残念ながら今回キーボードの”ヤンネ・トルサ”は来ることができなかったようで、今回のライブでは全編通して同期で補う形に。

KALMAHの時も”アンティ・コッコ”が来れずサポートが入りましたが、今回も完全な形ではなくて少々残念。

 

そんな中ダークな雰囲気の「CHILDREN OF THE DARK WATERS」オープニングトラック”Angelheart, Ravenheart Act II”からライブがスタート。

Angelheart, Ravenheartは、曲の始まりと終わりの観客の反応は上々でしたが、ミドル・スローの重厚な曲ゆえか曲中は観客の反応もおとなしめの様子。私自身もじっくりと聴いていたので同じような方が多かったのかもしれません。

前曲から打って変わって疾走感があり、キーボードのリードが前に出るメロデスチューン”Sweet Lilith of My Dreams”  

そして”Summon the Wild”と来てクリーンボーカル”ヤルモ・キルマネン”が本領発揮とばかりにその歌唱を聴かせる4曲目Tears of Autumn Rain”

ヤルモは曲の都合上ライブ中出番が殆ど無く、その間は動き回り終始盛り上げ役に徹していましたが、このTears of Autumn Rainswのサビの歌唱が予想以上に良くて驚きました。

叙情的な曲調の中歌われるメロウでなんとも力強い歌唱が素晴らしい。この曲のクリーンパートは観客もシンガーロングで大盛り上がり。

 

5曲目は人気のある3rdアルバム「CHAOTIC BEAUTY」から”Shattered Soulm”、そして美しく悲哀を感じさせるピアノの旋律が印象的な”Autumn’s Grief”

私自身このアルバムは思い入れがありましたが、やはり人気のようで観客の声援や曲中の掛け声も一際大きかったと思います。

ただ、Autumn’s Griefは”アルッティ”のボーカルが終始聴き取りづらかったのがが残念。

その後も6thアルバム 「CHILDREN OF THE DARK WATERS」を中心にライブが続きましたが、個人的には14曲目Swan Saivo・18曲目Nocturne Thule”といった、”アルッティ”のデスボイスと”ヤルモ”のクリーンボイスのパートが入り混じる近年の曲が個人的には特に感動的でした

 

比べるとストレートなメロデス系の曲は目の前で聴けていることには感動しましたが、”アルッティ”のボーカルがどうも弱いなと感じることがあり、少々物足りなさを感じました。

メロデスの色合いの強かった頃とは違う「CHILDREN OF THE DARK WATERS」からの選曲がとても多かった為、キーボーディストがいてパシ・ヒルトゥラ在籍時代の曲が中心であれば印象も変わったかもしれません。

通して観客の反応はとてもよかったですが極端にアグレッシブな曲が少ないためか、今回モッシュやサークルは一切無く、見に行った3月の”KALMAH”・6月の”THE DUSKFALL” ・7月の”モルプリ&オムギャザ”と比べればおとなしい感じでした。

そこまでテクニカルな曲が多いわけでもなく通して演奏に大きな問題はなかったのですが、ライブに慣れていない感じが少々あり、全体的には比べると”KALMAH”や上で挙げた公演の方が個人的には良かったかなといった印象。

 

しかし、疾走感のある曲でも幻想的で美しくゴシカルな色合いもある曲群は上のどのバンドとも違うETERNAL TERS OF SORROW”を感じることができました

今回不満点をちょっと挙げましたが、想い出深いバンドを実際にライブで見るのは感動的であり、再び来日する機会があれば見に行きたいと思います。

直近の曲はリードが少なくパッド系を厚く重ねているとはいえ、キーボーディストはきてほしかったなあ。

バンドとは違う不満点としてですが、今回もこのライブハウスは空調があまり効いておらず、スタンディングでずっと見ているのは少々きつかったです; バンドメンバーも同じように思っていたようでツイッターで暑かったと言っておりました。

今回のセットリストに入った曲をアルバム毎に分けて書いたりした記事です↓
ETERNAL TEARS OF SORROW セットリスト JAPAN TOUR 2016

最後に今回のライブで演奏された「SAIVO LAPSI」収録曲”Swan Saivo”のOFFCIAL VIDEOです↓


以上”ETERNAL TEARS OF SORROW 2016年 Holiday Shinjuku【ライブ感想】”でした。