KALMAH 来日 JAPAN TOUR 2016

今日はフィンランドのメロディックデスメタルバンドKALMAH(カルマ)2016年3月21日新宿 MARZでのライブの感想を書いていきたいと思います。

※記憶頼りなので間違っている所も少々あるかもしれません。
※セットリストのまとめは下の方に書いています。(KALMAHのみ)

 

KALMAHはかなり好んで聴き込んだバンドでしたが、ライブをあまりやらない事でも有名でしたから、まさか来日公演をやってくれるとは夢にも思いませんでした。

このバンドの来日を知ったのは2月の初め頃と、追加の”新宿公演”が決まった後であり結構ギリギリのタイミングでしたが、この機会を逃す訳には行かないと思い迷わずチケットを購入し、公演日を心待ちにしておりました。

 

・当日会場へ
当日は開場時間前に現地に着くつもりでしたが、急に用事が入った為そこそこ遅れ、開演時間である18時を少し過ぎた頃に到着して入場。

受付を済ませて入るとドリンクカウンターやロッカーのあるB1階から結構な人がおり、通路が狭い事もあって少々混雑している模様でした。

この時急いで向かった為正確な時間は分かりませんが、サポートACTである国内バンド”Ethereal Sin”が既に演奏を始めていました

とりあえずステージのある地下2階へと降りると、ほぼ満員状態であり、階段を降りたすぐ側のステージ後方にしか場所が空いていない状態

この会場の後方は天井が低くなっておりステージが見えにくい為、バンドのパフォーマンス等は分かりませんでしたが、仕方なくドリンクを片手に遠目からじっくりと”Ethereal Sin”の演奏を聴く事に。(一応後方にはステージを映すモニターが有りました)

 

・Ethereal Sin演奏
予習はせずに来たので曲名も分からず聴いていたのですが、メロディアスに勇壮なフレーズを弾くトレモロリフやドラマチックな展開の曲が多く、中々に格好良い

KALMAHに合わせたのもあると思いますが、演奏されている曲を聴く限りではwikiなんかでカテゴライズされてるシンフォニック・ブラックよりもメロデスに近い印象

客の反応はステージ前側と後ろ側でかなり違い、前の方は盛り上がっていましたが、自分が居た後方は“メロイックサイン”や”ヘドバン”をする方は殆どおらず、自分と同じくじっくりとドリンク片手に聴く様な方が大半といった感じでした。

曲も結構好印象だったのですが、演奏後のMCが中々面白かったです

デスボイスに英語で喋っているかと思ったら急に素のトーンで「今回Kalmahの前座を務めさせていただく…」

との入りや、バンドTシャツを発注したところ黒ではなく間違えて白を工場側が作ってしまったので、「仕方なく引き取り通常の半額で現在販売しているので雑巾なんかにどうでしょう」は会場でも大ウケしており、私も思わず笑ってしまいました。

そして、売り切れとなっていたツアーTシャツの増販が決まり、当日には間に合わなかったようですが後に通販の形で買えるとの有益な情報もあり、これには会場も盛り上がりました。

40分程の演奏が終わると、ステージのカーテンが閉まり客側の照明が点き、次に演奏する”VREID”へのバンド交代の準備の間ちょっとした休憩時間に。(20分程?)

ここでトイレに行く方や”Vreid”目当ての方とそうでない方々による移動があり前に行く事が出来たのですが、この日少々疲れていた自分はKALMAHに向けての体力温存を考えそのまま後ろ側でじっくりと聴く事に。

 

・VREID演奏
こちらも予習はせずに来たので曲名も分からず聴いていたのですが、”Ethereal Sin”やその後の”Kalmah”的なメロディアスでドラマチックな盛り上がりではなく、重厚な縦ノリタイプの曲を演奏するブラックメタルといった印象

憂鬱で中々に味わい深いギターのフレーズ・重厚な雰囲気のギターリフが印象的であり、強烈に響くドラムが中々に心地よく、個人的にはこの手のバンドのライブには行かないので新鮮に感じ、結構楽しめました。

客の反応は前の”Ethereal Sin”と同じくステージ前側は盛り上がっているのに対して後ろ側はじっくりと聴く方が大半といった感じで、後ろの方では一際強いドラムやベースの重低音に対して慣れていないのかキツそうに感じている方が少々見かけられました

こちらも40分程で演奏が終わるとステージのカーテンが締まり客側の照明が点き、いよいよ今回のメインである”KALMAH”へのバンド交代までの準備で再びちょっとした休憩時間に。(同じく20分程)

 

この間やや強引に前に行く方がチラホラ見えましたが、私は客の移動する流れを見て空いた隙間からなんとかメンバーの演奏が見えるであろうステージ前の方へ位置取り待つ事に。

待ち時間中カーテン越しからは、サウンドチェックの為に叩かれる力強く響くドラムの音やギターの音が聴こえ、会場からはいよいよ始まるといった静かな盛り上がりを感じました。

 

KALMAH演奏
今か今かと待ち続けると暗転しライブの開始を告げる壮大なオケが流れ、暫くするとステージ前のカーテンが開きメンバーが姿を現しました。

やはり今回のメインという事で前の2バンドよりも強い盛り上がりであり、会場からは熱い声援が飛びかいました。

 

ギター・ボーカル”ペッカ・コッコ”は赤のシャツというメタルバンドとしては少し変わった出で立ち、ベーシスト “ティモ・レフティネン”は半裸、急遽サポートで入ったスキンヘッドが特徴的な”ミッコ・サロヴァーラ”は黒のベスト?で登場。(この時場所的にドラムとキーボードは見えませんでした)

そして一曲目“Hook The Monster”からスタート!

始まったかと思うと前列(中央より)で激しいモッシュが起こりました

いきなりか!っと思いつつも自分はバンドを見ながらノリたかったので巻き込まれるのを避ける為少々斜め後ろの方へ。

この後”They Will Return”“Seventh Swamphony”“For the Revolution”と初期から最新作までノリの良い曲が続くのですが、会場は大盛り上がりで前列ではもれなくモッシュが発生

ライブを通してメンバーがある程度見渡せて極端にスピーカ前にならない位置で見続けるのに少々苦労しました;

遅れて到着したので無理でしたが、個人的にはまき込まれずにメンバーが頻繁にコミニケーションを取っていた最前列が一番美味しかった様に見えましたね。

この中の曲はどれも格好良かったのですが、個人的には”For the Revolution”が一番テンション上がりました

ブラスト全開のAパートから、独特なノリのBパートは生で聴いてもやはり格好良い!

低音がかなり強く響きギターソロなんかは聴き取りづらかったのですが、通して演奏は安定な上、会場の音のバランスも中々に良い感じ

“ティモ”はヘドバンを頻繁にし、”ペッカ・コッコ”もギター・ボーカルをこなしつつ盛り上げたりと、メンバー皆楽しそうに演奏するものだから気分は本当最高でした。

続く”The Groan of Wind”はやや落ち着いた曲なのでモッシュは起こらず平和でしたが、次の“12 Gauge”では再びモッシュ!

この辺(やや記憶が曖昧)でビールを頻繁に飲みながら独特なイントネーションでMCをしていた“ペッカ”が何やら熱いからと、赤いシャツを脱ぎ半裸に。横を見るとスキンヘッドの”ミッコ”も半裸になり、なんとも暑苦しい絵面に。(後に気づきましたがキーボーディスト”ヴェリ=マッティ・カナネンも脱いでおりました)

この時会場からは熱い声援が飛び交い盛り上がりました。

続く“Swamphell”では観客のテンションも上がったからか、気のせいかそれまでより激しいモッシュが発生

この時その場に止まれず、ちょっと場所を流されました;

そして、落ち着いた曲ながらイントロから観客大合唱のBlack Waltz”、激しい“Pikemaster”

再びイントロから大合唱Hero to Us”

私も参加していましたが、入りのギターのメロディーを観客総出で合唱

演奏が終わるとここでメンバーが下手へとはけた後、手拍子と声援でアンコールへ

はけた時と同じく半裸の姿のままメンバーがステージへと戻り”Rust Never Sleeps”から“Trapper”と演奏していきラストはHades!

入りのギターのフレーズを聴いてとても感動しました…

このバンドを始めて知った曲でありハマったきっかけとなった曲ですから、事前にセットリストを調べて名前を見たときからこの瞬間を待ち望んでいました!

勿論この曲でもブラスト全開の辺りから激しいモッシュが発生し大盛り上がりでした

演奏が終わるとメンバーがステージ前に並んで来て最前列の何人もの方々に握手したりと熱いコミュニケーションや、定番のピックやスティック投げから、観客がメロイックサインを掲げながらのバンド側からの記念撮影。

この時メンバーがこちら側に対して結構長い時間コミニケーションをし、惜しむかの様に去っていったのはとても印象的です。

ライブが少ない事でも有名であり少々心配していた”KALMAH”でしたが、”アンティ・コッコ”不在で”ミッコ・サロヴァーラ”がサポートである事も殆ど気にならず、本当に最高に盛り上がった初来日公演でした。

 

・全体の感想
“Ethereal Sin”や”VREID”は後方で見ていたので細かいライブパフォーマンスは分かりませんでしたが、出演した3バンドともとても安定感のある演奏をしており、”KLMAH”を見る事が目的でしたが、約3時間 通して楽しめ、チケット代に対する満足感がかなり高かったです。

特にトラブルもなくライブハウスの音も中々良かったのも高印象。

本当に素晴らしいライブでした。

 

 

・KALMAH セットリスト
一応予定としてはこの様になっており、ほぼその通りなのですが、抜けている曲があった様な気がします。(ちょっと記憶が定かでない)
1 Hook The Monster
2 They Will Return
3 Seventh Swamphony
4 For The Revolution
5 The Groan of Wind
6 12 Gauge
7 Dance of the Water
8 Swamphell
9 Black Waltz
10 Pikemaster
11 Heroes To Us
アンコール
12 Rust Never Sleeps
13 Trapper
14 Hesitance of Berija 
15 Hades