ABBATH(アバス)『DREAD REAVER』

元IMMORTALの”アバス・ドゥーム・オカルタ”(Vo/Gt)により結成されたノルウェーのブラック・メタル・バンド、ABBATH(アバス)がニューアルバム『DREAD REAVER』を2022年3月25日にリリース

海外でのリリース元はSeason of Mist、日本ではワードレコーズ。

スタジオ・アルバムのリリースは2019年の『OUTSTRIDER』以来であり、通算3枚目になります。

Season of Mistは『DREAD REAVER』を以下のように紹介しています。

「2年の歳月をかけて制作されたABBATHの3枚目のフルレングスは、それまでのすべての集大成である。デビュー作『Abbath』(2016年)と後続作『Outstrider』(2019年)の融合である、その名も『DREAD REAVER』は、幻想的な牙を外側に伸ばし、その蹄を前方に走らせる。これは、壮大な旅と古代の戦いのための最もダークなメタルである。8つの魅力的なトラックとMETALLICAの「Trapped Under Ice」の熱いカバーで構成されるDread Reaverは、ABBATHがあらゆる試練に勝利し、唯一の “ブラック・メタルのレミー “として無慈悲な栄光に向かって力強く走る姿を示している。」

「アルバムの最後を飾るタイトル曲は、ブラックメタル、ヘヴィメタル、ハードロックの両極を擁護する十分な余地を備えている。NWOBHMの偉人、スラッシュメタルの著名人、ブラックメタルのアイコンへのオマージュがある一方で、紛れもなくABBATHそのものである。ABBATHのサードアルバムは、歴史上の人物Othryadesに基づいた示唆に富む歌詞と組み合わされ、高揚を叫ぶだけでなく、暴力、悲しみ、気概に彩られた古代のピュロスの勝利の物語のように読める。『DREAD REAVER』とは、恐れを知らぬ決闘者のことで、人生の行動とそれに続く苦悩のメタファーとも言える。ご注意ください。これはABBATHの最も威嚇的で完成された作品である。」

OFFICIAL VIDEO

9. Dread Reaver

3. Dream Cull

トラックリスト

1. Acid Haze (04:51)
2. Scarred Core (03:29)
3. Dream Cull (04:15)
4. Myrmidon (04:33)
5. The Deep Unbound (04:05)
6. Septentrion (04:30)
7. Trapped Under Ice (03:59) (METALLICA cover)
8. The Book of Breath (04:35)
9. Dread Reaver (04:43)
10. Make my day (04:16)

 

Dread Reaver

日本盤インフォメーション

みんな大好き、ブラック・メタル界のアイドル、アバス。91年にデモナスとともにイモータルを結成した彼は、翌92年に『Diabolical Fullmoon Mysticism』でアルバム・デビュー。早速地元のテレビ局に、「朝のワイドショー用で流したいからプロモーション・ヴィデオを撮影してあげる」と持ちかけられ、快諾。だが、これが罠だった。出来上がったPVは、完全な面白ヴィデオに仕上げられていたのだ!当時のノルウェーのブラック・メタル・シーンと言えば、リアルに教会放火が行われていた恐怖の世界。面白ヴィデオなど作れば、即命取り。イモータル本人たちも、「これで自分たちのキャリアは終わった」と肩を落としていた。だが、これが嬉しい誤算。あまりに微笑ましいPVは、一般の人々の心をも惹きつけ、イモータル人気は一気に爆発したのだ。その後、ギタリストのデモナスが重度の腱鞘炎にかかったため、『At the Heart of Winter』(99年)、『Damned in Black』(00年)、『Sons of Northern Darkness』(02年)の3枚では、ギター、ベース、ヴォーカルを担当という八面六臂の活躍を見せたアバス。中でも5枚目となる『At the Heart of Winter』は、イモータルの最高傑作との呼び声が高い。しかし、アーティストとして乗りに乗っていたはずの03年、イモータルは突如解散。結局06年には復活を果たし、アルバムをリリース。ファンを安堵させたのも束の間、今度はメンバー間で「イモータル」というバンド名の所有権を巡って法廷闘争に。そして、アバスはバンドを脱退。自らの名を冠した新バンドを立ち上げた。

この度、そんなアバスが3枚目となるアルバム、『ドレッド・リーヴァー』をリリースする。いかにもブラック・メタル然としたサウンドを得意としていたイモータルに対し、ブラック・メタルをベースとしつつも、NWOBHM等より広い音楽性を取り込んできたアバス。制作に2年を要したという本作も、当然のことながら速くて邪悪、極度に男臭くて適度にメロディックと、実にアバスらしいアルバムになっている。ブラック・メタルとNWOBHM、そしてスラッシュ・メタルを完璧な比率で配合した素晴らしい仕上がりだ。面白いのが、メタリカによる「トラップト・アンダー・アイス」のカヴァー。歴史的名盤『Ride the Lightning』に収録されながら、メタリカ自身もライヴでは殆ど披露しないという、まさに隠れた名曲とでも言うべきこのナンバー。チョイス自体も非常に渋いが、メタリカ色をしっかり残しつつ、アバス・ワールドに染め上げていているアレンジメントが最高。アバスやイモータル、ブラック・メタル・ファンはもちろん、エクストリーム・メタルが好きならば、避けては通れないアルバムだ!

ABBATH

メンバー

Abbath – Vocals/Guitars
Ukri Suvilehto – Drums
Mia Wallace – Bass
Ole André Farstad – Guitars (lead)

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