
カナダのヘヴィメタル・バンド、ANVIL(アンヴィル)がニューアルバム『IMPACT IS IMMINENT』を海外で2022年5月20日にリリース。
リリース元はAFM Records。(日本ではワードレコーズより6月17日)
スタジオ・アルバムのリリースは2020年の前作『LEGAL AT LAST』以来であり、通算19枚目になります。
今作についてSteve “Lips” Kudlow(Vo/Gt)は以下のコメントをしています。
AFM Recordsは今作を以下のように紹介しています。
『Impact Is Imminent』は活気に満ちた、想像力に富んだアルバムであり、たくさんのハイライトと特別なフィーチャーがある。’Ghost Shadow’は典型的なアンビル・ナンバーでペダル・トゥ・ザ・メタルモードで、並外れたハーモニーと奇妙で暗い幽霊列車のような雰囲気が特徴的。’Bad Side Of Town’、’Fire Rain’、’Lockdown’は、バンドがその優れた強みに新鮮な空気、攻撃的な姿勢と粘り強いドライブを加えて、同様に心を揺さぶるサウンドを奏でている。Steve “Lips” Kudlowが絶対的な新しさを持っていると語る、「Teabag」と「Gomez」は、音楽史に残るような息を呑むインストゥルメンタル曲。
OFFICIAL VIDEO
1. Take a Lesson
2. Ghost Shadow
トラックリスト
01. Take a Lesson
02. Ghost Shadow
03. Another Gun Fight
04. Fire Rain
05. Teabag
06. Don’t Look Back
07. Someone to Hate
08. Bad Side of Town
09. Wizard’s Wand
10. Lockdown
11. Explosive Energy
12. The Rabbit Hole
13. Shockwave
14. Gomez
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インパクト・イズ・イミネント |
カナダのヘヴィメタル・バンド、アンヴィル。40年以上のキャリアを誇る彼らは、実に色々な顔を持つバンドだ。81年に『Hard‘n’Heavy』でアルバム・デビュー。続く『Metal on Metal』(82年)、『Forged in Fire』(83年)は、スラッシュ前夜のメタル・クラシックとして、現在も多くのファンを魅了している。「Hard Lovin’ Man」、「Speed King」や「Highway Star」といったディープ・パープルのスピード・ナンバーを独自に解釈したという彼らの初期の楽曲群は、スピード・メタルの元祖としてスラッシュ・メタルの誕生に一役買っているのだ。また、バイブを使ってギターをプレイするなど、ステージでもファンを楽しませることを忘れなかった彼ら。84年11月に開催された『スーパーロック’84』で来日した際には、ホワイトスネイク、MSG、スコーピオンズ、ボン・ジョヴィらと共演。ここ日本でも大きな話題となった。
09年、そんなアンヴィルが2度目のブレイクを果たす。『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』という彼らのドキュメンタリー映画が、ヘヴィ・メタルの枠を超え大ヒットしたのだ。通常のロック・ドキュメンタリーとは真逆を行く、悲しい現実を堂々とさらけ出したこの作品の生々しさは、世界中の人々を魅了したのである。
そんな彼らがニュー・アルバム『インパクト・イズ・イミネント』をリリースする。前作の『リーガル・アット・ラスト』から2年ぶり、19枚目となるこの作品。 そのサウンドがいつものアンヴィルであることについては言及するまでもない。パンデミックですべてのツアーがキャンセルになる中、いつも以上にじっくり腰を据えて制作された本作について、フロントマンであるリップス(G、Vo)は「すべてがピタリとハマっていて、リズム、メロディの細かい点にいたるまで完全なる一枚岩と言える作品」と大きな自信を覗かせる。元祖スピード・メタル・バンドの面目躍如の速い曲からヘヴィなもの、そしてグルーヴィなもの、といつものアンヴィル節をいつも通りアドレナリン全開で聴かせる。まさにハード・アンド・ヘヴィ。これぞアンヴィル、これぞヘヴィメタルだ!
引用元: アンヴィル/インパクト・イズ・イミネント
ANVIL(アンヴィル)
1978年にLipsとして結成し、1981年に現在のANVILに改名。数多くの著名なHR/HMミュージシャン達に影響を与えた、カナダ出身のベテラン・ヘヴィメタル・バンドです。
1981年に『Hard ‘N’ Heavy』でデビューし、現在までに18枚のスタジオ・アルバムをリリースしています。
1980年代当時には商業的な成功には至りませんでしたが、2009年に公開されたドキュメンタリー映画『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(Anvil! The Story of Anvil)は大きな話題となり、再びその名が広く知られました。
21年ぶりの来日となった”LOUD PARK 06″以降、2009年、2010年、2014年、2019年と来日公演を行なっています。
メンバー
Steve “Lips” Kudlow – Vocals/Guitars
Robb Reiner – Drums
Chris Robertson – Bass
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