POD HD キャビネット・マイクの組み合わせ 【デュアルトーン】

現在までに音作り(ハイゲイン)をしてきた中での“デュアルトーン(デュアルアンプ)で使用した”おすすめのキャビネットにマイク”と、その組み合わせの例を書いていきたいと思います。

この記事は音作りを続けていき新しい発見等があった場合修正していきます。

現状AとBに同一のアンプを使用し、キャビネットを変えるやり方をしているので異なるアンプでの組み合わせは想定していません。

現在までに選択しているアンプは Brit J-800(マーシャル JCM800)、Treadplate(メサブギー Dual Rectifierモデル)、Angel F-Ball(エングル Fireballモデル)、Bomber Uder(ホグナー Uberschall)の4種類です。

・Aは音抜けや音の伸びを重視、Bは低音や音の厚みを重視する

同一のキャビネットでマイクを変えるやり方をする事もありますが、現在基本的な方法としてAとBで役割を分け設定し、音作りをしています。

この方法では”Aで使うキャビネットとマイク”、”Bで使うキャビネットとマイク”に分かれます。

 

具体的に使うキャビネットとマイクを書いていきます。

・Aで使用する主なキャビネット

4×12 Hiway
POD HD Hiway

使うことの多いキャビネットの1つです。中高音域(700〜800Hz辺り)が出過ぎるのでイコライザで削る必要があり、低音も弱いのですが、音の抜けや伸びがよくハッキリとした印象です。

欠点として”音が柔らかくなりすぎたり”・”薄く感じられる”事があり、Angel F-Ballの時に特に目立つ印象です。

他のキャビネットはどれも音が引っ込む感覚がある為、幾つか目立つ問題点がありながらもこれを選ぶ事が現在多いです。

4×12 Tread V-30
POD HD Tread V-30

Hiwayと同じく明るくA向きのキャビネットです。Hiwayと聴き比べると、少し音が硬く広がりがない印象があります。こちらを選ぶ場合はHiwayの方を使う事が多いです。

録音等をせずに、そのまま練習やらで合わせて弾く時はHiwayよりも良さげに感じることが多いのですが、上で述べた硬さや広がりが少し気になります。

ただ、Hiway使用時のイコライザーの調整が必要なく、そのまま使えるのが良い点です。

“Treadplate”をアンプとして選択している場合使う事が多いです。

4×12 Uber
4×12 Under

程よく荒さがありラフなニュアンスのキャビネットです。このキャビネットは上二つに比べると、音が結構引っ込む為”B側での使用”が多いのですがXXL V-30との組み合わせでA側として使用する事があります。

 

・B側で使用する主なキャビネット

4×12 XXL V-30
POD HD XXL V-30

音の伸び等に問題がありA側ではまず使わないのですが、カッチリとしたニュアンスに低音が強いキャビネットで、B側としては最適です。

“Treadplate”を選択している時に使用すると低音が強すぎる為、CAB PARAMETERSのLOW CUTを上げたり、イコライザーで”低音域の0〜150Hz”までを大きく削る必要があります。

個人的な感覚ですが、ケーラー・トレモロを搭載したギターですと、耳触りな金属的ニュアンスが強くなる傾向があります。

4×12 Uber
4×12 Under

A側でも書きましたが基本は低音がしっかりとしていて、B側に適してます。
XXL V-30ではカッチリし過ぎると感じ、ラフさを出したい場合にこちらを使う事が多いです。

 

・A側で使うマイク

57 On Axis
ほぼ一択と言って良いと思います。抜けが良く高音がハッキリとしたマイクです。
音が軽いのが欠点ですが、デュアルトーンで混ぜるのであれば問題なくなります。

57 Off Axisの方はシングルアンプではかなり良いと感じますが、デュアルでは音抜けの面で劣っている様に感じます。

 

・B側で使うマイク

57 Off Axis・409Dynamic・421Dynamic
基本は57 Off Axisと409・421Dynamicを使用します。

57 Off axisは高音や音抜けを重視するA側ではOnに劣りますが、低音等を担当させるB側なら優秀なマイクの一つです。B側で使う3種の中では一番スッキリとした印象です。

409は適度にラフさのあるマイクです。57 Offではスッキリし過ぎる場合選択します。

421は音がカッチリとした所が長所ですが、引っ込み過ぎる傾向があり3種類の中では選ぶ事が少なく感じます。

 

・その他マイク
RibbonはAにもBにも向いていない印象です。67・87CondenserはB側として使えそうに感じますが、それを選ぶなら409や421を選んだ方が良いと感じることが多く、現在最終的には選択肢からは外れます。

B側も 57 On Axisを使うのはカラッとした音の感じが出で、良い結果になる事がありますが、今までの音作りでの具体例が少ないので現時点ではこの記事上では外しています。

 

・具体的なキャビネットとマイクの組み合わせ
デュアルトーンの問題点として、組み合わせ次第でAとBのアンプの出音にズレが出て、”こもった音”や”スカスカな音”になる現象があります。

詳しくはこちらで “POD HD デュアルアンプでの問題点と解決法”

それを考慮した上でズレが少ない具体的な組み合わせを書いていきます。

※A側のマイクは全て57 On Axis固定とします。

・Hiway× XXL V-30
Hiway× XXL V-30

最も使う組み合わせの一つです。”音抜けや伸びは良いのですが低音が弱いHiway”と”音の伸びに問題はあるが低音は強くカッチリとした4×12 XXL V-30″。
お互いの欠点をカバーし、良い結果になることが多い組み合わせです。

・Bのマイク
57off Axis・409Dainamaicを使います。

421に関しては上で述べたズレが大きくなるため選択から外れます。

具体的にこの組み合わせで作った設定の記事↓

POD HD 音作り THE CROWNその1
POD HD 音作り Symphony X マイケル・ロメオその2

・Hiway× Uber
Hiway× Under

こちらも同じく欠点をカバーし合う組み合わせで良く選択肢に入ります。4×12 XXL V-30よりも、荒さやラフさを出したい場合はこちらを選びます。

・Bのマイク
主に409を使い、421Dainamaicも時折使います。

57 off Axisに関しては上で述べたズレが大きくなるため選択から外れます。

具体的にこの組み合わせで作った設定の記事↓

POD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその6
POD HD 音作り Symphony X マイケル・ロメオその1

 

・Hiway× Tread V-30
どちらもA向きで選択肢としては少ない組み合わせですが、低音の強い”Treadplate”をアンプとして選択した場合使用する事があります。

・Bのマイク
409・421Dainamaicを使います。

57 off Axisに関しては上で述べたズレが大きくなるため選択から外れます。

具体的にこの組み合わせで作った設定の記事↓

POD HD  設定 Treadplateその1

 

・Tread V-30× XXL V-30
基本はHiway× XXL V-30の組み合わせと考え方は同じです。
これも”Treadplate”をアンプとして選択した場合での使用が主です。

・Bのマイク
409・421Dainamaicを使います。

57 off Axisに関しては上で述べたズレが大きくなるため選択から外れます。

 

・Uber×XXL V-30

Under×XXL V-30
どちらもB向きで少々音が引っ込む印象ですが、互いの長所が混ざり”カッチリとして適度にラフさ”があり、主にリフを弾く場合に向いている印象です。

HiwayをAにして納得がいかない時、この組み合わせを試すと良い結果になることが多いです。

欠点は音が太くなりすぎたり低音が出すぎるので、CAB PARAMETERSのLOW CUTをAとB共に上げたり、イコライザーで低音を大きく削る必要があります。

・Bのマイク
421Dainamaicを使います。

この組み合わせに関しては他の2種のマイクはズレが大き過ぎて使えません。

消去法で421を使いますが、欠点である音の引っ込みがこの組み合わせの欠点を強くしているのが悩みどころです。

具体的にこの組み合わせで作った設定の記事↓

POD HD 音作り DIMENSION ZEROその1
POD HD 音作り IRON MAIDEN その2

 

以上現時点でのデュアルトーン(デュアルアンプ)でのマイクとキャビネットの組み合わせです。

この記事に関しては考えが変わったり、新しい発見があった場合修正日を記述して修正していきます。