StratovariusのWill the Sun Rise? トップ

今日はPOD HDでの“Treadplate”(Mesa Boogie / Dual Rectifier)について現在感じている特徴や気をつけている点を書いていこうと思います。

今回の記事は元々は以前書いたPOD HDでの”Stratovarius”の”Will the Sun Rise?”の設定を改めて作り直した記録や流れを書いていくつもりでしたが、

その流れで”Treadplate”について今まで実感していた事や改めて感じた事があった為其方を主軸として書いていこうと思います

 

“Treadplate”(Mesa Boogie / Dual Rectifier)
このアンプはハイゲイン系のモデルとしてデフォルトでは最も良くできたアンプの1つで、そのままでもそれなりに良い音になってくれます。

その為Mesa Boogieで作られた音であればある程度までは再現しやすく使いやすいかの様に感じますが、
歪みのエフェクターを置いたりデュアルアンプで使用したりと深く調整していくと調整が難しくなるアンプに感じます。

原因の1つとしてはアンプである”Treadplate”は低音が強いがデフォルトのキャビネットである”4×12 Tread v-30″はやや軽めで明るめの音でこの組み合わせ自体が上手くバランスを取っている所にあり、
キャビネットを変えたり歪みのエフェクターを使用するとそのバランスが崩れてしまったり余計な部分を強調してしまう様に感じます。

 

個人的にキャビネットのみを変更するデュアルアンプでのB側ではよく使用している”XXL-v30”をこのアンプで使うと低音が出すぎてBASSのツマミをいくら下げても低音が気になる為、エフェクター側にイコライザーを置き”100Hz”の辺りを削ったりし上手くバランスを取らなければいけません。

しかし、時間をかけて設定し一旦デフォルトの状態と比べたらそちらの方が良かったと感じる事も多々あります。

なので既存のバンドのギターの音に似せる時には、まずはデフォルトに近い状態から良く確認しながら調整していき、強い特徴を感じたらそれに合わせていく事をオススメします。

 

一応元々の目的だったWill the Sun Rise?の設定を説明を交えながらデュアルアンプでのキャビネットとアンプの設定についても軽く触れて書いていきたいと思います
StratovariusのWill the Sun Rise?
アンプAとB共に今回のテーマとしているTreadplateを選択しキャビネットとマイクは
A“4×12 Hiway”“57 On Axis”
B“4×12 Tread V-30”“421 Dynamic”

アンプの設定はAとB共にDRIVE60  BASS30  MID70  TREBL51  PRES36です

 

・デュアルアンプ時のキャビネットについて
上の方でデフォルトのアンプとキャビネットの組み合わせでバランスが取れていると書きましたが“Hiway”も明るめで設定としては合うと感じ全体的にも“Tread V-30”には無い音のノビの良さがあります。
しかしデフォルトでは音が軽く中高音域に問題がある為EQで調整する必要があります

B側のキャビネットは何時もなら”Hiway”には”XXL-v30”を私は選択する事が多いですが今回は上で述べた低音の問題などがある為、色々と試しデフォルトの“4×12 Tread V-30”に落ち着く事に。

この組み合わせは他のアンプでは選択肢には入る事は少ないですがTreadplateアンプでは有りだと思います。

※勿論マイクのみを変える形でAとBを“Tread V-30”としても問題ありません

 

・デュアルアンプ時のマイクについて
基本的にはA側は軽いですが音抜けが良くカラッとした“57 On Axis”を使用します。

選択肢が出てくるのはB側であり“57 OFF Axis”“409 Dynamic”、”421 Dynamic”に音が引っ込みすぎる欠点がありますが“87 Condenser”なども候補に上がります。

以前音作り記録 Children Of Bodom アレキシ・ライホその3で選択したB側も“57 On Axis”というのもありますが、これはこのアンプでは現在選択した事がありません。

今回は少し引っ込む印象ですが音に厚みがある“421 Dynamic”を選択しました

 

・AMP PARAMETERSとCAB PARAMETERS
こちらについては各パラメーターの意味は把握していますが、“このアンプでの全体の挙動”を細かくは把握はしておらず、また今回は殆ど調整しなくても良いと感じたのでほぼデフォルトの状態としています。
“HUM”のみを1メモリ下げています。

 

・エフェクターの設定
StratovariusのWill the Sun Rise? エフェクター
・アンプ後ろにある”Tube Drive”
BASS53 MID50 TREBLE50 DRIVE25 OUTPUT80
今回はこの場所の歪みに関してはギターソロ用の物でバッキングパートではOFFにする事を想定しています。

・アンプ前”Nois Gate”
DECAY9 THRESHを22に設定。
ノイズゲートに関しては個人の感覚で設定を変えると良いと思います。

 

・一番後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -3.5dB   HI FREQ 400Hz      HI GAIN -11.0dB
400Hzを-11.0dBとバッサリと削っていますが、これはEQを置いていない状態で録音し参考にしたWill the Sun Rise?のギターの音の周波数を比べた時500周辺がかなり凹んだ形だったので大きく削りました。

※これに関してはミックス・マスタリングの時にボーカルなどに干渉しない様に削られてると考えられます。この周波数帯をカットすると音像がスカスカになりコシが無くなるので場合によってはカットする値を低くした方が良いです。

・アンプ前の”Parametoric EQ”
高音の周波数帯に影響の有るHIGHSを44%
周波数帯指定のFREQを46%
影響範囲の広さを指定する Qを35
ブーストやカットの数値を指定するGAINを35
これは毎度書いていますが”Hiway”の中高音域のカットととして置いています
Parametoric EQの”LOWSとHIGHS”については此方の記事の下の方で検証した物を載せています。

今回はシンプルに作りDSPに余裕を持たせて作った為リバーブを置く事も可能です。

以上”Treadplate”とそれを使用したStratovariusのWill the Sun Rise?の設定の説明でした。

“Treadplate”でのその他の設定に関しては内容が纏まり次第今後書いていくかもしれないので今回はその1としました。