音作り記録 PANTERA1

今回の設定での反省点や現状の結論などを書いた POD HD 音作り記録 PANTERA  ダイムバッグ・ダレルその2 を投稿しました

 

今日はPANTERA(パンテラ)のダイムバッグ・ダレルの音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定の記録と流れを書いていきます。

音としては昨日レビューを投稿したアルバムVULGAR DISPLAY OF POWER
を参考に再現する事にしました。

 

・当時の使用アンプや機材

まず再現するにあたって今回も当時の使用機材を調べました。

アンプは300wと高出力なトランジスタアンプ”RANDALL WAR HEAD”
歪みペダルとして”MXR WYDE OVERDRIVE “
基本はこれらで音を作り、これにパラメトリックイコライザーで中音域をブーストさせデジテックのワーミーを使用との事。

・当時の使用ギター
現在完全な詳細は調べきれていませんが分かった範囲で書きますと

DEAN GUITARS FROM HELL
ボディー木材 マホガニー
指板 マホガニー
ピックアップ Bill Lawrence – L-500XL(リア) Dimazio – Super Distotion(フロント)
内蔵ブースター 不明
トレモロユニット フロイドローズ

それに対して私のギターは
JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー

今回も木材から全て違いますがこのスペックのギターとPOD HD 500で出来るだけ再現しできる様に調整していきました。

 

初めに機材関係の話になりましたが本題に移ります。

まずアンプですが”RANDALL WAR HEAD”はPOD HDには無いのでPOD HD内に有る物で感覚的に選ぶ事にしました。

ハイゲイン系アンプを聴き比べ最終的には”Treadplate”(“Mesa Boogie / Dual Rectifier”)が最も近いと感じ選択。

ここまでは恐らく今後2,3と続いても変わら無いと思いますが、
キャビネットとマイクに関しては今現在も迷っており今後調整次第で変わると思います。

現在の選択としてはデュアルアンプ機能で”Treadplate”設定でABと作り、

Aのキャビネットをデフォルトの”4×12Tread V-30” マイクを”57 On Axis”
Bのキャビネットに低音にパンチがありデュアルアンプでは毎回選んでいる”4×12XXL V-30” マイクを”421 Dynamic”

そこから何時もの方法アンプの後ろにDISTペダルを後ろに配置(今回はColor Drive)し、アンプ前にEQを複数置き調整していきました。

 

・現状の詳細な設定

音作り記録 PANTERA1

アンプAとB共に上で書いた通り”Treadplate”を選択しキャビネットとマイクは
A“4×12 Tread V-30”“57 On Axis”
B“4×12 XXL V-30”“421 Dynamic”

アンプの設定はCHA VOL以外はAとB共に共通で DRIVE50  BASS65  MID10  TREBLE100  PRES38にします。

AのCH VOL が46%  Bが55%となっていますが、
これはBの音のニュアンスの方が強く欲しい為BをAよりも少々高めにしています。

アンプのイコライザー設定に関してはMIDを大幅に削った”ドンシャリ型”ですが、本人が音作りで使用した方法と同じくエフェクターのEQで中音域をブーストしています

・AMP PARAMETERS
音作り記録 PANTERA2

今回は“MASTER”を1メモリ行か無い程度に上げ、“HUM”“BIAS”を1メモリ下げ、
“BIAS X”を1メモリ程あげました。

この部分は毎回感覚的な話になってしまいますが“激しい歪み具合でいて形の整ったスッキリとした音”にしようと言う意図で調整しました。

 

・CAB PARAMETERS
音作り記録 PANTERA3
今回はAはデフォルトの設定で、Bのみ設定を調整しており低音のニュアンスに影響する“THUMP”“DECAY”を1メモリ程上げました。

 

次はエフェクターの設定です
音作り記録 PANTERA4

・アンプ後ろにある”Color Drive”
BASS60 MID26 TREBLE60 DRIVE10 OUTPUT100
以前まではこの位置には”Scremer”を選択していましたが今回はマイルドになりすぎてしまう為適度にカドのある”Color Drive”を選択。

・アンプ前にある”Nois Gate”
今回は結構ノイズが強いのでDECAY60 THRESHを60に設定。

 

そして”Nois Gate”前のEQ3つの設定です。

・一番前の”Studio EQ”
設定はLO FREQ 500Hz  LO GAIN 4.0dB    
HI FREQ 5000Hz      HI GAIN -4.0dB
本人の音作りでも使用していた中音域のブーストと、それとは別で高音域の耳障りに感じる高音域をカットしています。

500のブーストに関しては厳密には400辺りをパラメトリックイコライザーで調整したかったのですが、DSPとの関係で今回はSTUDIO EQで設定する事にしました。

 

・真ん中の”Parametoric EQ”
周波数帯指定のFREQを48%(約800Hz)
影響範囲の広さを指定する Qを40
ブーストやカットの数値を指定するGAINを30に設定
始めは上で書いたEQの設定で今日の音作りに一区切り付けていたのですが、DAWソフト上で録音した音の周波数帯域を調整していたところ”850Hzのカット”3000Hzのブーストでより良くなったので設置しました。

 

・Nois Gate前の”Parametoric EQ”
周波数帯指定のFREQを85%(約3000Hz)
影響範囲の広さを指定する Qを40 
ブーストやカットの数値を指定するGAINを60に設定
上で書きました3000Hzのブーストとして置きました。

基本はブーストのEQはカットEQの前の方に置くのですがStudio EQは可変領域の広さの指定が出来ずこちらのブーストしたいところまでカットしてしまう為こちらを後ろに置きました。

 

昨日のレビューで“キレのあるサウンドでありながら濃密な中音域を持った分厚くゴムの様に強い弾力を感じる独特なサウンド”と表現しましたが、

原曲を聴いていると”重ね取りしていたり” “ミックス・マスタリング時点でかなり音を調整”している様に感じ、今回はマイクの選択などでは “尖り具合を取るか”  強く歪んでいながら “整った音を取るか” でかなり迷いました。

出すぎている低音など、まだ調整する所があるのですが今日はもう時間が無かったので調整でき次第まとめて次回に続きたいと思います。

以上今回の設定でした。