POD HD 音作り AMON AMARTH その1 エフェクター

今日はスウェーデン出身のメロディックデスメタルバンド”AMON AMARTH(アモン・アマース)”の音の再現を、POD HD500上で試みて出来た現時点での設定の1つと、アンプ選択等の流れについて書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

今回は2016年に発売したアルバム”JOMSVIKING”(ヨムスヴァイキング)の音作りに挑戦してみました。

 

・アンプの選択
近年のハイゲインサウンドということで、候補としてはPOD HD内のモダンハイゲイン系アンプであり、毎度お馴染みの”Treadplate”(Mesa/Boogie Dual Rectifier)・”Angel F-Ball”(ENGL Fire Ball)の2つが挙がりました。

“Uber”/Line6 Elektrik(Bogner Ueberschall)は今回ニュアンス的に遠いと感じ外れます。

本人たちが使用しているアンプを調べたところ、“Peaveyの6505”や”メサブギーのDual Rectifire”が挙げられているので、Treadplateを使った前回のTRIVIUMその1の設定で弾いてみたところ、良い感じだったのでそのまま”Treadplate”に決めることに

 

・デュアルかシングルか(同アンプ)
今まで盲目的にデュアル・トーン(アンプ)を選ぶことが多かったのですが、今回はシングルも試して選ぶことにしました。

デュアルは音が肉厚で良い感じになるので今まで選んでいましたが、ニュアンス的にグッシャっとなりがちであり、シュミレーター特有のノッペリ感も強くなりスッキリしない傾向があります。

この辺を差し引いてもデュアルの方が良いと感じることがありますが、今回は今までのセオリー通りに設定を作り聴き比べ、結果シングルが良いと感じ決めることに

 

・エフェクターの使用
音のニュアンス的に、特別歪みペダルを置く必要は感じず、いつも通り主にノイズゲート・調整用のEQ・コンプの3種類で仕上げることに。

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきます。
・現状の詳細な設定
ミキサー
まず基本ですが”デュアルトーン・アンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り AMON AMARTH その1 アンプ
アンプは”Treadplate”にしキャビネットとマイクは
“4×12 Tread V-30”“57 On Axis”

アンプの設定は
 DRIVE55  BASS40  MID45  TREBLE65  PRES42 VOL50  

オンマイクのシングルなので、音が軽くハイが強く感じられるかもしれません。気になる場合は”TREBLE”を下げたりエフェクター側で抑えたりすると良いと思います。

もしくは”57 Off Axis”に切り替えるのもアリだと思います。

DRIVEも少し高めにしているので、抑えめにしても良いと思います。

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り TRIVIUM その1 AMP PARA

“MASTER”を1メモリ下げ、BIASとBIASXを1メモリ上げています。
BIASとBIAS Xは少し荒さを出したい時にあげますが、上げすぎるとスッキリしない音になります。

MASTERに関してはハイゲイン系のアンプはどれも1メモリ下げると程よい感じになる印象があります。

ここは前回のTRIVIUMその1と同じですが、もう少しスッキリして欲しいと感じたらBIASとBIASXはデフォルトにしても良いと思います。

 

・CAB PARAMETERS
設定を変更せずデフォルトの状態です。

 

・エフェクターの設定
POD HD 音作り AMON AMARTH その1 エフェクター
・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -40.0dB”  “CLOSE -40.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 480ms”
ピックアップによりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・Tri Chorus前の”Studio EQ”
設定は LO FREQ 1000Hz   LO GAIN 4.0dB    HI FREQ 5000 Hz   HI GAIN -2.0dB  

足りないと感じる1000Hz付近をブーストし、余計な高音である5000Hzをカットしています。

・アンプ前にある”Tri Chorus”
こちらの設定に関してはMIX以外はデフォルトでMIX10%と下げ目にしています。
これを薄くかける事で音が少し前に出る印象があります。決定的に音に変化を与えるわけでもないので優先度は低いです。

・アンプ後ろにある”Mid Focus EQ”
HP FREQ10% HP Q50% L PFREQ85%  LPQ50% GAIN0
余分な高音と低音をカットする様に設定しています。

・Mid Focus EQ後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -1.0dB    HI FREQ 3000 Hz   HI GAIN 2.0dB  デュアルではありませんが少し出すぎている150Hzを削り、抜けをよくするために3000Hzをブーストしています。

Studio EQ後ろの”Red Comp”
設定はSENS50%  LEVEL 71%
デフォルトの設定です。

・一番後ろの“Nois Gate”
“DECAY 50”  “THRESH 50
ノイズを完全にカットする為に一番後ろに追加して置いています。それほどきつくないのでデフォルトの設定です。※ギターのスペックにより変わってきます。

今回はDSPに余裕があり”リバーブ”等を置く事ができますが、残りのエフェクターが1枠なので、2種類足すなら、“POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法”での方法を使うか”Tri Chorus”を外すと良いと思います。

 

・ヨハン・ソーダーバーグの使用ギター
ギタースペックは重要なので参考のために、AMON AMARTH のギタリスト”ヨハン・ソーダーバーグ”と私のギターの大まかなスペックを書いていきます。

 

“Gibson EXPLORER BLACKOUT”

Gibson EXPLORER BLACKOUT
ボディー木材 マホガニー
ネック  マホガニー
指板  Compsite(複合の様ですが詳しくは不明です) 22フレット
ピックアップ Dirty Fingers

 

それに対する私のギターです↓
“JACKSON STARARS ケリー”

ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
トレモロユニット ケーラー

 

以上”POD HD 音作り AMON AMARTH その1”でした。