POD HD 音作り Bullet For My Valentineその1 エフェクター

今日はBULLET FOR MY VALENTINE(ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン)の音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定と流れを書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

今回は彼らの2ndアルバムのタイトルトラックである“Scream Aim Fire”を参考に音を作ってみる事にしました。

前回のSymphonyX(シンフォニー・エックス)の”Underworld”の時と同様に近年のメタル作品の音を再現しようと考え手元にある曲の中からこれに決めました。

 

・Matthew”Matt”Tuckの使用機材
毎度の事ですが参考の為に使用機材を調べました。ギタリストは2人居ますが情報の多いマット・タックの物を参考にします。

ハイゲインサウンドの時の使用アンプは“PEAVEY6505”“Dizel VH4”との情報がありますが、一応VEVOが配信している”Scream Aim Fire”のオフィシャルのPV映像で映っているのは”PEAVEY6505″の方の様です。
※イコール録音で使っているとは限りませんが。

キャビネットは情報や映像から”MESA Boogi”の4×12の物を使用。
エフェクターは結構色々な物が出てきました。チューナー・スイッチ・ノイズゲートを除けば“Ibanez – Tubescreamer TS9”  “MXR – WYD OVERDRAIVE ” “Ibanez – CS9 Stereo Chorus” “MORLEY – Steve Vais2 Bad Horsie2 WAH”

この中で“Ibanez – Tubescreamer TS9″は特に多用しているのか海外でカバーしている方の動画等見るとかなりの頻度で使用されています。

 

・当時の使用ギター
これも“Gibson の Les Paul”やら“BC Rich”等の情報が出てきますが、映像では“JACKSON USAのRR1T”を使用しています。ピックアップはEMGを使用しているとの情報が多いですが、2008年時点でのライブで使用している同一のモデルのギターのピックアップはEMGでは無く”Seymour Duncan”に見えます。
※イコール録音で使っているとは限りませんが。

一応JACKSONのRR1Tのスペックは
ボディー木材 アルダー
指板 メイプル
ピックアップ SEYMOUR DUNCAN JAZZ/ SEYMOUR DUNCAN JB
内蔵ブースター WSP MM-04 Preamp Booster
トレモロユニット 無し
本人のシグネチャーモデルである “Jackson Matt Tuck RR”はボディー等の素材は変わり無いですが、ピックアップが”Wilkinson Humbuckers”となっています

 

・私が使用しているギター
テンプレですがギターのスペックを書いておきます、ある程度長く弾いている方なら分かると思いますが細かいギターのスペックで音は変わるので。

JACKSON STARARS ケリー

ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー
シールド MOGAMI2534 /NEUTRIKGoldメッキ

 

ではPODでの設定の話に入ります。

アンプの選択
同じメーカのモデル等がある場合そこから音を作っていきますが、本人が使用している“PEAVEY6505″と”Dizel VH4″はPOD HD内には無いので感覚的に近い物からアプローチする形になりました。
アルバムの音を聞いていると明るくカラッとしてパッキっと輪郭のはっきりした音で、この特徴が出せそうなのは今までの経験から”Angel F-Ball”(engl fire ballモデル)かなと感じ選択

・キャビネットやマイクの選択
今回は以前に”Angel F-Ball”を使い既に作ったパッチの中から近い物を試しデュアルアンプ(デュアルトーン)で作られた “Symphony X マイケル・ロメオその2” の設定の組み合わせを選択する事に。

組み合わせはA“4×12 Hiway”“57 On Axis” B“4×12XXL- V-30”“421 Dynamic”

一応キャビネットやマイクは以前書いた“デュアルアンプでの問題点と解決法”での問題の無い範囲で使える別の組み合わせも試しましたが現状これが一番しっくりきました。

 

“Screamer”の有無
私は彼らをリアルタイムで追ってきたファンでは無いので詳しい事は知らず、上で述べた使用エフェクターの”Ibanez – Tubescreamer TS9″をどこで使用しているか分からなかったのですが、

アルバムのギター音を聞いているとイントロのリフから通して”Tubescreamer”ぽいニュアンスがあるなと感じていました。

音作りの時点かミックスの時に近い加工をしているだけかもしれませんが、少し気になり詳しく調べるとネット上のIbanez – Tubescreamerの販売ページでの使用ギタリスト欄の中ので常に使用してるとの発言が有ったらしき文章が見つかりました。

確かなソースでは無いのですがこの事からPOD内のエフェクターの“Screamer”(Ibanez – Tubescreamerモデル)を使用する事に。

※以前はアンプに歪み系エフェクターを足す設定を多用していましたが、最近はそれぞれのエフェクターのニュアンスが強く乗る事から避けていました。

 

・現状の詳細な設定

それでは詳細な設定を書いていきます。
ミキサー

まず基本ですが”デュアルアンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定

POD HD 音作り Bullet For My Valentineその1

アンプAとB共に”ANGEL F-Ball”にしキャビネットとマイクは

Aは“4×12 Hiway”“57 On Axis”
B“4×12XXL- V-30”“421 Dynamic”
アンプの設定は
A DRIVE50  BASS40  MID70  TREBLE70  PRES45  
B DRIVE50  BASS50  MID55  TREBLE55  PRES45 
低音担当であるBの方のMIDとTREBLEを下げ目にしています。

・AMP PARAMETERS
Symphony X マイケル・ロメオその2 AMP PARA

“MASTER”を1メモリ程下げています。全体のニュアンスに影響のあるツマミですが下げると音がスッキリします。

・CAB PARAMETERS
POD HD Bullet For My Valentine CAB PARA

余分な低音域のカットとして“LOW CUT”を上げています。上がA側で下がB側です。

この部分を上下すると”何Hz”と表示が出るはずなのですが、私の “POD HD500 Edit”では何故か表示されない為、以前確認した物を基準にしAは大きなメモリ1つから少し上(120Hz位) Bは大きなメモリ1つの少し下(70Hz位)まで上げています。

B側は更に低音のニュアンスを調整する“THUMP”“DECAY”1メモリ程下げています。

基本的には”AMP PARAMETERS”と”CAB PARAMETERS”“Symphony X マイケル・ロメオその2”の時とあまり変わり無いです。

 

・エフェクターの設定
POD HD 音作り Bullet For My Valentineその1 エフェクター
・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -37.0dB”  “CLOSE -37.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 381ms”
ピックアップの出力によりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・アンプ後ろにある”Screamer”
BASS50 TONE40 TREBLE50 DRIVE10 OUTPUT60
上で書いたギターのニュアンスを近づけるために置いています。少々抑えめに設定してるので”DRIVE”・”TONE”・”OUTPUT”を高めにしても良いかもしれません

・アンプ前の”Parametoric EQ”
周波数帯指定のFREQを46%
影響範囲の広さを指定する Qを40
ブーストやカットの数値を指定するGAINを45です
余計な中高音域をカットするために置いています

・一番後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -4.0dB   HI FREQ 3000Hz      HI GAIN 2.5dB
余分な低音域をカットする為に150Hzをカットと、抜けを良くする為に3000Hzのブーストしています。

 

HD500上ではリバーブを足すと”DSP LIMIT”に引っかかる為、使いたい場合は以前書いた“POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法”での方法で外部エフェクターを使う事をオススメします。

以上今回の設定でした。

POD HD 音作り Bullet For My Valentineに関してはある程度変更や別のアルバムの音の設定ができましたら続きを書きます。