POD HD 音作り Bullet For My Valentineその2 エフェクター
今日はBULLET FOR MY VALENTINE(ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン)の音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定の1つと、アンプ選択等の流れについて書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

今回は“POD HD 音作り Bullet For My Valentineその1”での2ndアルバム”SCREAM AIM FIRE”を想定して作ったパッチを改めて見直す事にしました。

・キャビネットの見直し
3日前に投稿したSymphony Xと同じく、以前は最も良いと感じていたキャビネット”Hiway”から”Tread V-30”に変更にしての設定の見直しです。

この二つはPOD HDに入っているキャビネットの中でも比較的こもりにくくニュアンスがハッキリしており使い勝手が良い物です(Hiwayは中高音をEQでカットする前提です)。

しかし、二つとも万能という訳ではなく”Hiway”は”音が柔らかくなりすぎる”部分が気になり、“Tread V-30”の広がりが無く高音に”やや角”がある部分が個人的には気になっていました

以前はそれぞれ比べた上で、柔軟に対応できると感じる”Hiway”を選んでいましたが、最近は”Tread V-30″の方が良いと感じてきたので現在改めて各設定を見直しています。

現時点ではケースバイケースであり、設定によってはそのまま”Hiway”の方が良いと感じられるものもありますが、この設定に関しては改めて音作りをしなおした結果”Tread V-30”方が良いと判断した為、変更する事にしました。
ここまでは”Symphonyxその3”と同じ様な説明になってしまいましたが以上です。

・アンプの確認
前回はAngel F-ballを使用していましたが、今回キャビネットを変更するにあたって、一応もう一つのモダンハイゲインアンプである”Treadplate”も試してみました。

Bullet For My Valentineの少なくとも2ndアルバムの音は、”Screamer”を使った”ややシャリッとしてブライトな音”のニュアンスが大事な為、この部分を変更せずアンプを比べましたが”Angel F-ball”の方が近いと感じた為変更はせずそのままにする事に

他にも前回から新しく得た経験から設定を見直す部分もありますが、基本的には上二つが最も重要なところだと思います。

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきますが、先に”BFMV”のギタリストマット・タックが使用していたギターと私が使用しているギターのスペックを書いていきます↓

・Matthew”Matt”Tuckの当時の使用ギター
“Gibson Les Paul”やら“BC Rich”等の情報がありますが、VEVOの”Scream aim fire”の映像では“JACKSON USARR1T”を使用しています。
※イコール録音で使っているとは限りませんが。

“JACKSON USA RR1T”
JACKSON RR1Tボディー木材 アルダー
指板 メイプル
ピックアップ SEYMOUR DUNCAN JAZZ/ SEYMOUR DUNCAN JB
内蔵ブースター WSP MM-04 Preamp Booster
トレモロユニット 無し
※本人のシグネチャーモデルである”Jackson Matt Tuck RR”はボディー等の素材は変わり無いですが、ピックアップが”Wilkinson Humbuckers”となっています

それに対する私の使用ギターのスペックです↓
JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー
シールド MOGAMI2534 /NEUTRIKGoldメッキ

・現状の詳細な設定
ミキサー
まず基本ですが”デュアルトーン・アンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り Bullet For My Valentineその2 アンプ
アンプAとB共に”Angel F-Ball”にしキャビネットとマイクは
Aは”4×12 Tread V-30″に”57 On Axis”
Bは”4×12 XXL V-30″に”57 off Axis”

アンプの設定は
A DRIVE55  BASS40  MID40  TREBLE60  PRES55
B DRIVE55  BASS40  MID40  TREBLE60  PRES55

CH VOLはA側を強く出したい為Bよりも少し高く設定しています。

エフェクター側のScreamerとの兼ね合いもありますが、DRIVEの値に関してはピックアップによって適切な値が変わると思います。

AMP PARAMETERS
POD HD 音作り Bullet For My Valentineその2 amp para
“MASTER”と”SAG”のみ1メモリ下げています。

デフォルトの状態でも良いと感じましたが、”Treadplate”や”Angel F-ball”ではこの二つを少し下げると馴染み良い音になる印象があります。

・CAB PARAMETERS
POD HD 音作り Bullet For My Valentineその2 cab para

余分な低音域のカットとして“LOW CUT”両方1メモリ上げ、B側のみ低音のニュアンスに影響のある“THUMP”と”DECAY”を1メモリ下げています。

この2つに関しては低音が出すぎていると感じられる時に下げる事が主です。

・エフェクターの設定
POD HD 音作り Bullet For My Valentineその2 エフェクター
・一番前の“Hard Gate”
“OPEN -37.0dB”  “CLOSE -37.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 480ms”
ピックアップの出力によりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・Aアンプ前の”Studio EQ”
設定に関しては特に何も変更せずデフォルトの状態です。
以前”デュアルアンプでの問題点と解決法“書いた出音のズレを調整する為に置いています。

この部分に関してはParametric EQでも問題なく、調整して気になる部分を整える為にも使えます。

・アンプ後ろにある“Mid Focus EQ”
HP FREQ15% HP Q50% LO FREQ80~90%  LP Q50% GAIN0
余分な高音と低音をカットする様に設定しています。低音をカットしたい場合はHP FREQを上げ、高音をカットしたい場合はLP FREQを下げます。

このエフェクターに関してはある程度効果が理解できましたが、Qに関しては細かい効き具合が分からない為現在はデフォルトの50です。

・アンプ後ろにある”Screamer”
BASS50 TONE45 TREBLE50 DRIVE10 OUTPUT70
上で書いた特徴的なニュアンスに近づける為の肝となるエフェクターです。

・Screamer後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz  LO GAIN -4.0dB   HI FREQ 3000Hz   HI GAIN 3.0dB

個人的には定番の設定ですが、デュアルアンプでは出すぎる事の多い150Hzを削り、抜けを良くする為に3000Hzをブーストしています。

・一番後ろの“Nois Gate”
“DECAY 50”  “THRESH 50
ノイズを完全にカットする為に一番後ろに追加して置いています。今回はそれほどきつくないのでデフォルトの設定で置いています。※ギターのスペックにより変わってきます

 

今回もPOD 500ではDSPに余裕がないので、空間系エフェクターを使いたい場合“POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法”での方法で外部エフェクターを使うことをお勧めします。

 

以上今回の設定でした。大きな変化がない限りはこの設定は記事内で修正していきます。

新しい設定も考えていますが、PODに関しては暫く”Hiway”から”Tread V-30″に見直した記事が続くかもしれません。