POD HD 音作り Children Of Bodom アレキシ・ライホその10
今日はフィンランドのメロディックデスメタルバンドCHILDREN OF BODOM(チルドレン・オブ・ボドム)の音を、POD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定の1つと、アンプ選択等の流れについて書いていきます。※13日23時59分文章修正

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

前回と同じく9thアルバムである”I WORSHIP CHAOS”(アイ・ワーシップ・ケイオス)の音作りですが、今回は何時もと趣旨が違います。

 

・シングルアンプで音作りをする
最近デュアルアンプ(デュアル・トーン)で色々と調整して音を作るのが当たり前になっており、決まった組み合わせの中であれこれと選ぶことが多くなりましたが、あえてシングルアンプでのシンプルな設定を試す事にしました

シングルでの利点は”DSPの余裕と調整のシンプルさ”が挙げられます。

シングルの方がより多くのエフェクターを使用できデュアルの様に”出すぎる低音”や”特定の周波数帯”に対して気を使う部分が少なくなります。(エフェクターの制限に関してはHD Xシリーズでは殆ど問題になりません)

私自身気をつけていますがデュアルでの調整が難しく、上手くいかないと ごちゃついた音になり、デフォルトの方が良い事が多々あります。

・基本的には前回と変わらず
上の事を考慮して今回の設定に取り組みましたが、元々特殊なエフェクターを使用している音では無い為、使用するエフェクターやら基本は前回と変わりありません。

 

・やってみた感じの結論
“キャビネット”と”マイク”を変更しての”多様な組み合わせ”で音を作れないので、デュアル以上に音に対して取捨選択する必要があり、空間系を多用する飛び道具的な音作りでもない限り、“制限がなければデュアルの方が良い”のではないかと感じました。(メタル系ハイゲインサウンド)

最大の利点はDSPに余裕が有るので空間エフェクターを使用しての変化をつけられる事ですが、これもHDXシリーズでは問題ない

しかし、デュアルにする必要もないのに設定の追求的な考えで、最近はデュアル前提になってしまっているので、無駄の無いシングルでの設定も今後見直す必要性があると感じます。

 

少し試してみた記録のような感じになってしまいましたが、記録でもあるので現状の詳細な設定を書いていきます。

先にアレキシ・ライホが使用していたギターと私が使用しているギターのスペックを書いていきます↓

・アレキシ・ライホの使用ギター
前回と同じ内容ですが、参考のため書いていきます。
ランディVを基礎とした”ESPの専用モデルを使用。

現在最も新しいモデル”ALEXI GREENY”です↓
ESP - ALEXI GREENY

ボディー木材 アルダー
ネック  ハードメイプル
指板  エボニー 24フレット
ピックアップ EMG HZ-FH2   
内蔵ブースター WSP MM-04 Preamp Booster
トレモロユニット フロイドローズ

それに対する私の使用ギターです↓
ある程度長く弾いている方なら分かると思いますが、細かいギターのスペックで音は変わるので比較として書いていきます。
JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきます。
・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り Children Of Bodom アレキシ・ライホその10 アンプ

アンプは”Angel F-Ball”にしキャビネットとマイクは
B“4×12 XXL V-30″に“57 On Axis”

アンプの設定は
DRIVE45  BASS30  MID70  TREBLE85  PRES60  
キャビネットに関しては”Tread V-30″や”Uber”も別の良さがあるため選択肢に入りますが、今回のシングルでは最終的に”XXL V-30″にきめました。

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り Children Of Bodom アレキシ・ライホその10 amp para

“MASTER”・”BIAS”・”BIAS X”を1メモリ下げいます。
デフォルトの状態との差は大きくありませんが、感覚的に調整しました。

・CAB PARAMETERS
POD HD 音作り Children Of Bodom アレキシ・ライホその9 cab para
低音域のカットとして“LOW CUT”を1メモリ上げています。

・エフェクターの設定

POD HD 音作り Children Of Bodom アレキシ・ライホその10 エフェクター

・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -38.0dB”  “CLOSE -38.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 480ms”
ピックアップによりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・アンプ後ろにある”Mid Focus EQ”
HP FREQ5% HP Q50% L PFREQ90%  LPQ50% GAIN0
いつもと変わらず余分な高音と低音をカットする様に設定しています。デュアル・シングル問わず端の余計な音をカットできるので便利なEQです。

・Mid Focus EQ後ろにある”Screamer”
BASS50 TONE30 TREBLE50 DRIVE0 OUTPUT70
シングルではデュアル以上に取捨選択をしなければならない部分があり、アンプだけではカラッとした特徴的な音が出せない為置いています。

・Screamer後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -2.0dB    HI FREQ 3000 Hz   HI GAIN 2.5dB  
何時もと同じく150Hzを削り、抜けを良くする為に3000Hzをブーストしています。

デュアルではありませんが、録音した時の周波数帯を見ていると少し150Hzの辺りが出すぎていた為カットしています。

Studio EQ後ろの”Veta Comp”
設定はSENS50%  LEVEL 73%
音を引き締め音圧を上げる為に置いています。
この部分に関してはDAW上でその後入れられる方は置かなくても良く、劇的に変わるわけではない為優先度は低いです。

今回はPOD 500でもDSPに余裕があるので、リバーブやディレイ等の空間系エフェクターを置く事ができます。

 

少し改めての確認内容の記事になってしまいましたが、これからは必要かどうかを考え、場合によってはシングルで作っていくかもしれません。

以上今回の設定でした。細かい変更点ができた場合修正します。