POD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその5

今日は昨日のPOD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその4に引き続き Children Of Bodomの音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定の記録と流れを書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

引き続き4thアルバム”HATE CREW DEATHROLL”の音作りを進めていきました。

 

・マイクの組み合わせの変更
少し駆け足だったので昨日投稿した時点では
A”4×12 XXL V-30″に”57 On Axis”
B”4×12 Uber”に”421 Dynamic”となっていましたが、

あれから少し組み合わせを変え
A”4×12 Uber”に”57 On Axis” 
B”4×12 XXL V-30”に”421 Dynamic”
で落ち着く事に。

基本的には音抜けは良いが軽い音になる”57 On Axis側”を高音域と音の伸び担当と考え、
片側はそれを補う形にしていますが”4×12 XXL V-30”に高音域を担当させるのは向かないと感じました。

ちなみにこの二つのキャビネットの組み合わせで“57 On Axis”を使う場合片側は”421Dynamaic”と”121Ribbon”以外は以前“デュアルアンプでの問題点と解決法”で書いたズレが大きすぎる為、使うのには問題があります。
以上の理由で消去法的に”421Dynamaic”となっています。

 

・アンプAとBでイコライザーの設定を変える
今までAとBのアンプ側の設定は共通の設定が多かったですが、今回はそのままでは過度に出てしまう音域があり気になった為B側をある程度削る様に変更しました。

この辺は今まではエフェクター側のEQで最後に処理していたので少し軽視していましたが思った以上に良い方向に音が変化するので見直す必要があると感じました。

 

・私が使用しているギター
テンプレですがギターのスペックを書いておきます、ある程度長く弾いている方なら分かると思いますが細かいギターのスペックで音は変わるので

JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー
シールド MOGAMI2534 /NEUTRIKのGoldメッキ

今まで書いてませんでしたがシールドも音に影響を与えるので書いておきます。フラット系のシールドです。

 

・現状の詳細な設定

ミキサー

まず基本ですが”デュアルアンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

 

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその5

アンプAとB共に”Angel F-Ball”にしキャビネットとマイクは
Aは“4×12 Uber”“57 On Axis”
B“4×12 Uber”“4×12 XXL V-30″に“421 Dynamic”

アンプの設定は
A DRIVE40  BASS20  MID50  TREBLE70  PRES42  
B DRIVE40  BASS20  MID35  TREBLE50  PRES42 

CH VOLはAを大きめにしAの音を主体としBはMIDを大きく削り主に低音付け加える形になりました。BASSをかなり低めにしていますがこのアンプとキャビネットでは十分すぎるほど出るため下げています。

 

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその5 5
POD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその5 2
前回は”BIAS”と”BIAS X”を1メモリ程下げていましたが、

今回はAは”BIAS X”と”MASTER”を1メモリ程下げ
Bは”MASTER”のみ1メモリ程下げています。

この部分を調整する時は”BIAS”と”BIAS X”か”MASTER”を1メモリから2メモリ上下させ感覚的にどうかを聴き調整する事が多いです。

“MASTER”は一概にそうも言えないですが”BIAS”と”BIAS X”はすっきりさせたい時は下げて荒めにしたい時は上げます。

 

・CAB PARAMETERS

POD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその5 4

Bのみ低音のニュアンスに影響のある“THUMP”“DECAY”を1メモリ下げて調整しています。

 

・エフェクターの設定
POD HD 音作り Children Of Bodom  アレキシ・ライホその5 3

・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -40.0dB”  “CLOSE -40.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 381ms”
前回と同じですが、ピックアップの出力によりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

 

・Aアンプ前の”Parametoric EQ”

LOWS40%
HIGHS 55%
周波数帯指定のFREQを50%
影響範囲の広さを指定する Qを50
ブーストやカットの数値を指定するGAINを50です

以前”デュアルアンプでの問題点と解決法“書いた出音のズレを調整する為に置いています。

LOWSとHIGHSに関しては特定の低音域と高音域に影響を与えます詳しくは以前書いた此方の記事の下の方をParametric EQ 基本と”LOWS”と”HIGHS”の検証

 

・アンプ後ろの”Studio EQ”
設定はLO FREQ 75Hz  LO GAIN -4.0dB    
HI FREQ 200Hz      HI GAIN -4.0dB
LO FREQは余分な低音域のカット。HI FREQも余分に出ている200Hz辺りをカットしています。

 

基本的にPC直での録音を想定し作っているので後付けできる空間系エフェクターを置いていませんが、今回はDSPには余裕があるのでHD 500でもリバーブ等を置くことができます。

ソロパート用にアンプ後ろ”Screamer”を置く等でも良いと思います。

 

・”4×12 Uber”×”4×12 XXL V-30″の組み合わせでの問題点
“4×12 XXL V-30″ד4×12 Uber”の組み合わせで進めていきましたが感覚的に音が引っ込む感じがあります
ブリッジミュートの時のニュアンスは上々ですがパワーコードを弾くと少々こもり気味になります。

その辺は”4×12 Hiway”が良いのですが、こちらを使うと全体のニュアンス的に音が軽くなり過ぎてしまい合いません。
細かい調整でその辺が改善されるかもしれませんが、現状では“4×12 Uber”×”4×12 XXL V-30”が良いと感じます。

 

以上今回の設定でした。

次回は更に改善点があれば”HATE CREW DEATHROLL”の音作りをまた書いていくと思いますが、もしかしたらそれ以降のアルバムの事か初期の方に修正を加えるかもしれません。