POD HD 音作り Children Of Bodom その7

今日はChildren Of Bodomの音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定の1つと、その流れを書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。
前回は4thアルバム”HATE CREW DEATHROLL”の音作りに行き詰まり、5thアルバム“Are You Dead Yet?”に挑戦しましたが、
今回はあれから再び戻り”HATE CREW DEATHROLL”の音作りを進めました。

参考とした曲は”Needled 24/7”Lil’ Bloodred Ridin’ Hood”Hate Crew Deathroll”の3曲です。

 

・アンプをANGEL F-BallからTreadplateに変更
以前音作りしていた時は、当時彼らが使っていたアンプと同一もしくは近いモデルのものが無く、7thアルバム以降に使用していたアンプがENGLであった為“ANGEL F-Ball”を選択していました

しかし、前回の”Are You Dead Yet?”で全く使用しているイメージの無い”メサブギー Dual Rectifier”を基にした“Treadplate”を選び、結果として音作りに可能性を感じた為、こちらの音作りでも改めて試す事にしました

・キャビネットの変更
キャビネットに関しても、A Uber B XXL V-30の組み合わせから、現在個人的に定番の組み合わせのA Hiway B XXL V-30に変更しました。

 

・当時のアレキシの使用ギターと音作りの傾向
ALEXI LIHO”SCYTHE”
ボディー木材 アルダー
指板  エボニー
ピックアップ EMG H4   ※
内蔵ブースター WSP MM-04 Preamp Booster
トレモロユニット フロイドローズ

※ピックアップに関してはESPのシグネチャーモデルのページでは”EMG HZ-FH2″とあります。

以前も書きましたが、アレキシはインタビューでの発言等から、基本はエフェクターを置かず、アンプ側ではあまり歪ませない状態で内蔵ブースターを常時オンにし、強くブーストさせて音を作る事を好んでいる様です。

今回はスペックの違うギターで設定を作りましたが、本来はアンプとこのブースターがアレキシのギターサウンドの肝です。

 

・私が使用しているギター
テンプレですが比較として書いておきます。

JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー
シールド MOGAMI2534 /NEUTRIKGoldメッキ

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきます。

・現状の詳細な設定
ミキサー

まず基本ですが”デュアルトーン・アンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

 

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り Children Of Bodom その7 アンプ

アンプAとB共に”Treadplate”にしキャビネットとマイクは
Aは“4×12 Hiway”“57 On Axis”
B“4×12 XXL V-30″に“409 Dynamic”

アンプの設定は
A DRIVE40  BASS25  MID65  TREBLE60  PRES45  
B DRIVE40  BASS20  MID50  TREBLE50  PRES45 
“Treadplate”は低音が強い為、BASSをかなり下げ目にしています。エフェクターやCAB PARAMETERSで大幅に削っていますが、それでもこの状態から少し上げるとモワッとします。

CH.VOLは、場合によっては強くニュアンスを出したい方を高めにする事がありますが、今回はAとBは基本同一の値です。

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り Children Of Bodom その7 AMP PARAMETERS

“MASTER”のみ1メモリ下げています。

“MASTER”。パワーアンプ部分の歪み具合(DRAIVEの上げ下げとは違うニュアンンスの変化)を変えてくれます。
この部分はアンプによっては音域の出方も少々変わりますが、上げると荒さが出て、下げるとスッキリと落ち着きます。今回はスッキリとさせる為少々下げています。

・CAB PARAMETERS
POD HD 音作り IRON MAIDEN その2 CAB PARAMETERS

余分な低音域のカットとして“LOW CUT”を上げています。上がA側で下がB側です。

Aは大きなメモリ1つ半、 Bは大きなメモリ半分位まで上げています。デュアルトーンでは、特に低音が出すぎるのでこの設定は良く使用します

低音が出すぎて気になる時は、THUMPやDECAYを1メモリ程下げる事も多いのですが、今回はデフォルトのままにしています。

・エフェクターの設定
POD HD 音作り Children Of Bodom その7 エフェクター設定

・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -40.0dB”  “CLOSE -40.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 348ms”
ピックアップの出力によりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・Parametoric EQ前の”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -3.0dB   
余分な低音域をカットする為に150Hzを削っています。以前はアンプ後ろで調整していましたが今回は前に置いています。
HIの方が空いているので気になった部分をカットやブーストして使うと良いと思います。

・アンプ前の”Parametoric EQ”
周波数帯指定のFREQを46%
影響範囲の広さを指定する Qを40
ブーストやカットの数値を指定するGAINを40です

・アンプ後ろにある”Mid Focus EQ”
HP FREQ15% HP Q50% L PFREQ80%  LPQ50% GAIN0
余分な高音と低音をカットする様に設定しています。このEQに関しては現在は感覚的な設定で、具体的にどの周波数帯をカットしているのかは掴みきれていません。
それぞれ超低音と超高音から削る事が出来る為便利に感じます。

GAINに関しては特定の中音域 “mid”をブーストできる様ですが、今回は利用しないので0です。

・一番後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 1000Hz   LO GAIN 1.0dB   HI FREQ 3000Hz      HI GAIN 3.0dB
欠けていると感じる1000Hzと、抜けをよくする為3000Hzをブーストしています。

今回もPOD 500ではDSPに余裕がないので、空間系エフェクターを使いたい場合“POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法”での方法で外部エフェクターを使うことをお勧めします。

 

大きな進歩がない限りは”HATE CREW DEATHROLL”に関しては今回で一旦終わらせ、次にChildren Of Bodomの設定を書くとしたら6thアルバム以降の作品に行くと思います。

大きく組み合わせを変えずに修正する箇所が見つかった場合は、この記事内で修正して書いていきます。

以上今回の設定でした。