POD HD 音作り DIMENSION ZEROその2 トップ

今日はスウェーデンのメロディック・デスメタル/デスラッシュバンドDIMENSION ZERO(ディメンション・ゼロ)の音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定と流れを書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

今回は前回の1stアルバム“SILENT NIGHT FEVER”の音作りから、2月9日にレビューした2ndアルバム“THIS IS HELL”音作りに挑む事にしました。参考にした曲は3曲目の”Immaculate”です。

 

・前回の設定から調整して音を作る
1stアルバムSILENT NIGHT FEVER(サイレント・ナイト・フィーバー)”の音は分厚く荒々しい特徴的なハイゲインサウンドでしたが、2ndアルバムTHIS IS HELL(ディス・イズ・ヘル)の音は特徴を受け継ぎつつもスッキリとした印象です。

以前詳しく使用機材を調べましたが情報はほぼ無く、映像からアンプとしてMashall・Mesa/Boogie・PEAVEY5150を使用しているらしい位しか判断できなかった事もあり、今回はある程度近い前回の設定や組み合わせから各パラメーターを調整して似せていく事にしました

基本的には前回の荒さや音の太さを強調していた設定を抑えめにし、新しく得た知識から無駄な低音を削ったものになります。

 

・私が使用しているギター
テンプレですがギターのスペックを書いておきます。
ある程度長く弾いている方なら分かると思いますが、細かいギターのスペックで音は変わるので。
JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー
シールド MOGAMI2534 /NEUTRIKGoldメッキ

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきます。
・現状の詳細な設定
ミキサー
まず基本ですが”デュアルトーン・アンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。
ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り DIMENSION ZEROその2 アンプ

アンプAとB共に”Brit J-800”にしキャビネットとマイクは
Aは“4×12 Uber”“57 On Axis”
B“4×12 XXL V-30″に“421 Dynamic”

アンプの設定は
A DRIVE60  BASS20  MID70  TREBLE70  PRES55  
B DRIVE60  BASS20  MID60  TREBLE70  PRES55

マイクやアンプにキャビの組み合わせは前回から変更はありませんがEQは少々変更しています。

“BASS”は以前50まで上げていましたが、スッキリさせるために20まで落とし、”TREBLE”と”PRES”を少々上げています。
“DRIVE”に関してはもう少し上げても良いと思いますが現状60に落ち着きました。

CH.VOLは、場合によっては強くニュアンスを出したい方を高めにする事がありますが、今回もAとBは基本同一の値です。

 

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り DIMENSION ZEROその1 amppara

前回と変更点は無く“MASTER”を2メモリ半・SAGを1メモリ・BIASを1メモリ半上げています。
基本的には3つともデフォルトの状態よりも荒さや分厚さを出す為に上げています。

“MASTER”。パワーアンプ部分の歪み具合(DRAIVEの上げ下げとは違うニュアンンスの変化)を変えてくれます。今回は荒く歪んだ音を狙いとしているので上げています。

“SAG”。この部分は上げると音に厚みが出ますがタイトさが減りルーズな音になります。逆に下げると立ち上がりが早い音になりますが薄くなります。今回は適度に厚みを加える為に上げていますが、このパラメーターは極端に上げない方が無難です。

“BIAS”。これは下げると真空管のクラスAB的な音になり、上げるとクラスA的音になります。分かりやすく感覚でいうと上げると温かみや荒さのある音になり下げると冷たさやスッキリした音になります。

CAB PARAMETERS
POD HD 音作り DIMENSION ZEROその2 cab para

以前は低音のニュアンス等に影響する“THUMP”“DECAY”を大きく上げていましたが、今回はスッキリさせる為に上のA側をデフォルトに戻し、下のB側を両方1メモリ程下げています。
更に余分な低音をカットする為”LOW CAT”AとB共に1メモリ程上げています。

 

・エフェクターの設定
POD HD 音作り DIMENSION ZEROその2 エフェクター

・一番前の“Hard Gate”
“OPEN -39.0dB”  “CLOSE -39.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 380ms”
ピックアップの出力によりノイズの出具合は変化すると思うので、個々に調整をすると良いと思います。

・アンプ前にある“Tri Chorus”
こちらの設定に関してはMIX以外はデフォルトでMIX10%と下げ目にしています。
これを薄くかける事で音が少し前に出る印象があり、DSPに余裕があるときは使用しています。

・アンプ後ろの“Mid Focus EQ”
HP FREQ30 HP Q50% LP FREQ85%  LPQ50% GAIN0
余分な超高音と低音をカットする様に設定しています。
高音がきついと感じれば”LP FREQ”を下げると良いです。
GAINに関しては特定の中音域 “mid”をブーストできる様ですが、今回も利用しないので0です。

Mid Focus EQ”後ろにある“Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -4.0dB   HI FREQ 3000Hz      HI GAIN 2.0dB
個人的には定番の設定ですが、デュアルアンプでは出すぎる事の多い150Hzを削り、抜けを良くする為に3000Hzをブーストしています。

・一番後ろの”Tube Comp”
設定はTHRESH50%  LEVEL 10%
音を引き締め音圧を上げる為に入れました。
この部分に関してはDAW上でその後入れられる方は置かなくても良いと感じますが、POD内で完結するとしたらコンプ系を入れると良いと思います。

今回もPOD 500ではDSPに余裕がないので、空間系エフェクターを使う場合は“POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法”での方法で外部エフェクターを使うことをお勧めします。

 

今回はそのまま前回の組み合わせからパラメーターを調整するやり方で作りましたが、別の組み合わせからのアプローチも試すかもしれません。

大きな変化がない限りはこの設定は記事内で修正していきます。

以上今回の設定でした。