POD HD 音作り IN FLAMES その1
今日はスウェーデン出身のメロディックデスメタルバンド”IN FLAMES(イン・フレイムス)”の音の再現を、POD HD500上で試みて出来た現時点での設定の1つと、アンプ選択等の簡単な流れについて書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

今回は1999年に発売したアルバム”COLONY”(コロニー)の音作りに挑戦してみました。※現在はメロデスでは無いですが当時はメロデスバンドでした。

参考にしたのは”Embody The Invisible”と”The New World”です。

 

・アンプの選択
最近の設定の流れは、過去に作ったパッチを幾つか選び一番近いものから設定を変えて近づける方法を取っていますが、聴き比べた感じでは毎度お馴染みのモダンハイゲイン系アンプである”Treadplate”(Mesa/Boogie Dual Rectifier)・”Angel F-Ball”(ENGL Fire Ball)の2つを使った設定が一番近く、最終的にはTreadplateに決める事にしました。

一応本人たちが使用しているアンプを調べたところ、“Peaveyの5150”という情報が多く、実際にライブ映像を見ると多数確認できました。

 

・デュアルかシングルか(同アンプ)
音が肉厚になりメタルの設定では良い結果になりやすいデュアルアンプ(デュアル・トーン)ですが、前回のAMON AMARTH同様シングルの設定と聴き比べていき、抜群に良い結果にはならないと判断した為最終的にシングルで作る事に。

デュアルに比べDSPに余裕ができる事や調整の手間が省かれるのがシングルの良いところです。

・エフェクターの使用
特別歪みペダルを置く必要は感じず、いつも通り主にノイズゲート・調整用のEQの2種類で仕上げることに。

置いてみて“Scremer”を使うのも悪くないと感じましたが、特有のシャリシャリ感が気になったので外す事にしました。

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきます。
・現状の詳細な設定
ミキサー
まず基本ですが”デュアルトーン・アンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り IN FLAMES その1amp
アンプは”Treadplate”にしキャビネットとマイクは
“4×12 Tread V-30”“57 Off Axis”

アンプの設定は
 DRIVE65  BASS30  MID45  TREBLE55  PRES45 VOL50  

音抜けの良い57マイクを選びましたが、少々音が軽くハイが強く感じられるかもしれません。

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り IN FLAMES その1amp para
“MASTER”のみを1メモリ下げ残りはデフォルトの状態です。

MASTER以外ではよく設定を変更する”BIAS”と”BIAS X”ですが、今回は特には変更しなくても良いと感じたのでデフォルトです。

・CAB PARAMETERS
設定を変更せずデフォルトの状態です。

 

・エフェクターの設定
POD HD 音作り IN FLAMES その1 エフェクター
・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -45.0dB”  “CLOSE -45.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 480ms”
ピックアップによりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・Tri Chorus前の”Studio EQ”
設定は LO FREQ 1000Hz   LO GAIN 2.0dB    HI FREQ 5000 Hz   HI GAIN -3.0dB  

足りないと感じる1000Hz付近をブーストし、余計な高音である5000Hzをカットしています。

・アンプ後ろにある”Mid Focus EQ”
HP FREQ10% HP Q50% LP FREQ85%  LPQ50% GAIN0
余分な高音と低音をカットする様に設定しています。

・Mid Focus EQ後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -4.0dB  

デュアルではありませんが少し出すぎていると感じる150Hzを削っています。

Studio EQ後ろの”Red Comp”
設定はSENS50%  LEVEL 71%
デフォルトの設定です。

・一番後ろの“Nois Gate”
“DECAY 50”  “THRESH 50
ノイズを完全にカットする為に一番後ろに追加して置いています。それほどきつくないのでデフォルトの設定です。※ギターのスペックにより変わってきます。

 

今回はDSPに余裕があり”リバーブ”等を置く事ができます。

感覚的には原曲は今回の設定よりも低音が深めで高音域が抑えめの印象ですが、現状だとこの設定に落ち着きました。

 

以上”POD HD 音作り IN FLAMES その1”でした。

 

前回のAMON AMRTHから1月以上間が空いてしまいましたが、今後もPOD HDの音作りに関しては続けていく予定です。

普段極端なドロップチューニングにはしないので挑戦していなかったですが、Djent的な設定も試したいところです。