POD HD 音作り IN FLAMES その2
今日はスウェーデン出身のメタルバンド”IN FLAMES(イン・フレイムス)”のギターの音の再現を、POD HD500上で試みて出来た現時点での設定の1つと、アンプ選択等の簡単な流れについて書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

今回は2002年に発売したアルバム”REROUTE TO REMAIN”(リルート・トゥ・リメイン)の音作りに挑戦してみました。

参考にしたのは”Reroute To Remain”と”Drifter”です。

 

・アンプの選択
候補としてはPOD HD内のモダンハイゲイン系アンプである”Treadplate”(Mesa/Boogie Dual Rectifier)・”Angel F-Ball”(ENGL Fire Ball)・“Uber”/Line6 Elektrik(Bogner Ueberschall)、の3つが挙がりましたが、今回は近いと思えるアンプがなく最も使いやすいと感じる”Treadplate”から近づけるように作ることにしました。

前回も書きましたが本人たちが使用しているアンプは“Peaveyの5150”という情報が多く、実際にライブ映像を見ると多数確認できました。

・デュアルかシングルか(同アンプ)
全体の仕上げやその他ベース・ドラムとの兼ね合いもありますが、前回の”COLONY”の時よりも肉厚な音であり、シングルアンプでは意図した音になら無かった為、DSPなどの問題がありますがデュアルアンプで作ることにしました。

・エフェクターの使用
特別歪みペダルを置く必要は感じず、いつも通り主にノイズゲート・調整用のEQの2種類で仕上げました。

 

最近同じようなことを書くことが多くなっていると実感しているので、次回からは特別なにもなければ省略して書いていくかもしれません。

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきます。
・現状の詳細な設定
ミキサー
まず基本ですが”デュアルトーン・アンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り IN FLAMES その2 アンプ
アンプは”Treadplate”にしキャビネットとマイクは
Aは”4×12 Tread V-30″“57 Off Axis”
Bは”4×12 Uber”に”409 Dynamic”

アンプの設定はAとB共に共通で
 DRIVE55  BASS40  MID45  TREBLE60  PRES45 VOL50  

 

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り IN FLAMES その2 amp para
“MASTER”と”SAG”を1メモリ下げ、BIASとBIAS Xを1メモリ上げています。

 

・CAB PARAMETERS
POD HD 音作り IN FLAMES その2 CABPARA

AとB共に余分な低音域のカットとして“LOW CUT”を半メモリ上げています。

・エフェクターの設定
POD HD 音作り IN FLAMES その2 エフェクター
・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -40.0dB”  “CLOSE -40.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 480ms”
ピックアップによりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・Aアンプ前の”Studio EQ”
設定は LO FREQ 1000Hz   LO GAIN 3.0dB    HI FREQ 5000 Hz   HI GAIN -3.0dB  

足りないと感じる1000Hz付近をブーストし、余計な高音である5000Hzをカットしています。

・アンプ後ろにある”Mid Focus EQ”
HP FREQ10% HP Q50% LP FREQ90%  LPQ50% GAIN0
余分な高音と低音をカットする様に設定しています。

・Mid Focus EQ後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -4.0dB  HI FREQ 3000 Hz   HI GAIN 2.0dB  

出すぎていると感じる150Hzを削り抜けを良くするために3000Hzをブーストしています。

Studio EQ後ろの”Red Comp”
設定はSENS50%  LEVEL 73%

・一番後ろの“Nois Gate”
“DECAY 50”  “THRESH 50
ノイズを完全にカットする為に一番後ろに追加して置いています。それほどきつくないのでデフォルトの設定です。※ギターのスペックにより変わってきます。

 

今回はPOD 500ではDSPに余裕がないので、ソロ等で空間系エフェクターを使いたい場合“POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法”での方法で外部エフェクターを使うことをお勧めします。

正直に言うとTreadplateではエッジが利きすぎているので、より良い選択があるかもしれませんが、現状ではこの設定になりました。

 

以上”POD HD 音作り IN FLAMES その2″でした。

※後に確認してきになる部分があれば修正するかもしれません。