POD HD 音作り PANTERA ダイムバッグ・ダレルその3 エフェクターの設定

今日はPANTERA(パンテラ)の音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定の記録と流れを書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

約3ヶ月前の”その2”に引き続き、アルバムVULGAR DISPLAY OF POWERの音を想定して作りました。

“その2″では満足いく出来にならず諦めましたが、あれから他の音作りを進めた結果、設定方法の幅が広がった為改めて挑戦することにしました。

 

・以前の失敗を踏まえて出過ぎる低音を削る

今回改めてハイゲイン系のアンプを試して選びましたが、以前とは変わらず”Treadplate”で落ち着きました。

前回はアルバムの分厚い音を意識し過ぎた為、低音が出過ぎる”Treadplate”の短所がもろに出た、ボワついてノイジーな音になりました。
今回は”イコライザー”やCAB PARAMETERSの”LOW CUT”を駆使して、前回と同じ失敗はしない様に意識することに。

実際あの音の厚さはベースの影響や”オーバーダビング”による部分が大きい為、注意が必要です。

 

・薄く空間エフェクターを掛ける

ライブで本人がフランジャーを強くかけているところが見られた為、改めてアルバムを確認したところ、アルバムの音にも微量に掛かっている様に感じられました。

これはアンプやその他の要因なのかもしれませんが、この事から少しだけ空間系エフェクターを掛けてみました。

 

 

・当時のダイムバッグ・ダレルの使用ギター
DEAN GUITARS FROM HELL
ボディー木材 マホガニー
指板 マホガニー
ピックアップ Bill Lawrence – L-500XL(リア) Dimazio – Super Distotion(フロント)
内蔵ブースター 不明
トレモロユニット フロイドローズ

 

・私が使用しているギター
テンプレですがギターのスペックを書いておきます。
ある程度長く弾いている方なら分かると思いますが、細かいギターのスペックで音は変わるので。

JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー
シールド MOGAMI2534 /NEUTRIKGoldメッキ

 

それでは現状の詳細な設定を書いていきます。

・現状の詳細な設定

ミキサー

まず基本ですが”デュアルトーン・アンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り PANTERA ダイムバッグ・ダレルその3 アンプの設定
アンプAとB共に”Treadplate”にしキャビネットとマイクは
Aは“4×12 Hiway”“57 On Axis”
B“4×12 Uber”に“421 Dynamic”

アンプの設定は
A DRIVE70  BASS25  MID50 TREBLE60  PRES50  
B DRIVE70  BASS25  MID30  TREBLE60  PRES50
DRIVEは何時もの設定より高めに設定していますが、ピックアップ次第で調整して良いと思います。
“Treadplate”は低音が強い為BASSは抑えめに設定するのが無難です。

CH.VOLは、場合によっては強くニュアンスを出したい方を高めにする事がありますが、今回はAとBは基本同一の値です。

・AMP PARAMETERS
POD HD 音作り PANTERA ダイムバッグ・ダレルその3 AMP PARA
“MASTER”を1メモリ
“SAG”を半メモリ
“BIAS”を2メモリ1メモリ
“BIAS X”を1メモリ

下げています。

感覚的にですが、”真空管的な音”から”トランジスタ的”の音にする為各パラメーターを下げています。本人が使用しているアンプは高出力な”トランジスタアンプ”の”RANDALL WAR HEAD”です。

・CAB PARAMETERS
POD HD 音作り PANTERA ダイムバッグ・ダレルその3 CAB PARAMETERS
余分な低音域のカットとして“LOW CUT”を上げ、更に低音をスッキリさせる為に“THUMP”“DECAY”を下げています。上がA側で下がB側です。

“LOW CAT” Aが約2メモリ Bが約1メモリ上げています。
“THUMP”“DECAY”はAとB共に1メモリ下げています。

デュアルトーン・アンプでは低音が相当強くなるので、イコライザーと合わせて対処します。

・エフェクターの設定
POD HD 音作り PANTERA ダイムバッグ・ダレルその3 エフェクターの設定

・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -33.0dB”  “CLOSE -35.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 480ms”
ピックアップの出力によりノイズの出具合は変化すると思うので、個々に調整をすると良いと思います。

・Hard Gate後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 1000Hz   LO GAIN 3.0dB   HI FREQ 3000Hz      HI GAIN 2.0dB
欠けていると感じる1000Hzと抜けをよくする為3000Hzをブーストしています。

・Studio EQ後ろの”Panned Phaser”
デフォルトの状態からSPEEDを4.0Hzまで上げMIXを20%まで下げています

本当は”Analog Flanger”や”Tri Chorus”を使用する予定でしたが、”DSP LIMIT”になる為、空間系の中でも軽い”Panned Phaser”を使用しています。基本は上で書いた通り極薄くかかる程度に設定しています。

・アンプ前の”Parametoric EQ”
周波数帯指定のFREQを46%
影響範囲の広さを指定する Qを40
ブーストやカットの数値を指定するGAINを40です

・アンプ後ろにある”Studio EQ”
設定は LO FREQ 150Hz   LO GAIN -5.0dB   HI FREQ 200Hz      HI GAIN -8.0〜-10dB
其々出すぎていると感じる低音域を削っています。
この辺の周波数帯はデュアルトーン・アンプだと特に出過ぎる部分です。

・一番後ろの”Mid Focus EQ”
HP FREQ30% HP Q50% LO PFREQ70%  LPQ50% GAIN0
最後の仕上げとして余分な高音と低音をカットする様に設定しています。
音がマイルド過ぎると感じたら”LO PFREQ”を上げると良いです。
GAINに関しては特定の中音域 “mid”をブーストできる様ですが、今回は利用しないので0です。

ソロではワウを使用していますが、今回もPOD 500ではDSPに余裕がないので“POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法”での方法で外部エフェクターを使うことをお勧めします。

この設定に関してはまだ変更する箇所がありそうですが、大きな変化がない限りはこの記事内で修正していきます。

以上今回の設定でした。