POD HD 音作り記録 SLAYERその2

今日は以前投稿した POD HD 音作り記録 SLAYERその1 から 引き続きSLAYER(スレイヤー)の音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定の記録と流れを書いていきます。

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

前回から細かく調整した部分もありますが、今回は前回の設定から歪み系エフェクターを付け足し調整しました。

 

・アンプ後ろの歪み系エフェクターの有無
ここ最近は歪み系エフェクターを後ろに置いた時のメリットよりもデメリットが 気になっていたので慎重になっており前回は置かなかったのですが、”Screamer”を置いて試したところ今回はメリットの方が少々大きいと感じたため置く事にしました。

具体的に書きますと”アンプだけではEQなどで調整しても音抜けがイマイチだと感じていました”、試しにアンプ後ろに”Screamer”を設置した所丁度良い感じになりました

”Screamer”のデメリットである余計なシャリシャリ感や音の質感もメガデスの時とは違いさほど気にならず、 やはりこの辺はケースバイケースなのだと感じました。

しかし、これも完璧と言う訳ではなく上で述べた以外のデメリットとしては少々音が軽くなります

アンプシュミレーターなので完璧に同じ音には出来ませんがこの辺は今後も音作りのどの部分を追求するかを慎重に考え天秤にかけながら設定を調整する事にします。

 

・私が使用しているギター
テンプレですがギターのスペックを書いておきます、ある程度長く弾いている方なら分かると思いますが細かいギターのスペックで音は変わるので。

JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー

 

・現在の詳細な設定
それでは今日の詳細な設定を書いていきます。

ミキサー

まず基本ですが”デュアルアンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたいのなら話は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
POD HD 音作り記録 SLAYERその2

アンプは変わらず”Brit j-800”を選択しキャビネットとマイクも変更なしでA“4×12 Hiway”“57 On Axis”
B“4×12 Uber”“409 Dynamic”

アンプの設定はAとB共にDRIVE60  BASS30  MID70  TREBLE70  PRES30 CH VOLに関しては同じ値

前回書いた予想通り”TREBLE”や”PRES”を大きく下げました。これは今回ハイが強くなる”Scremer”を置いている関係でもあります。

“DRIVE”を下げたのもその関係ですが”AMP PARAMETERS”の”MASTER”を前回よりも少し上げているのもあります。

 

・AMP PARAMETERS

POD HD 音作り記録 SLAYERその2 3

上で書きましたが以前より少し”MASTER”を上げデフォルトから1メモリ下げた状態に設定。

“BIAS X”の方も以前の1メモリ下げた状態からデフォルトの状態に変更しました。

・CAB PARAMETERS
この部分は前回と同じく特に調整はなくデフォルトの状態です。

 

・エフェクターの設定

POD HD 音作り記録 SLAYERその2 2

・一番前の”Hard Gate”
“OPEN -40.0dB”  “CLOSE -40.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 396ms”
今まではノイズゲートに関しては設置場所や設定値も大雑把な物でしたが少し考えて設定する事にし細かく設定ができる”Hard Gate”に変更しました。
設定値に関しては試行錯誤しているのでまだ手探りではあります。

・アンプ後ろにある”Screamer”
BASS50 TONE25 TREBLE45 DRIVE0 OUTPUT90 
今回の変更点で一番大きい所で音抜けを良くしてくれます。欠点もあるので気になる場合はアンプ側の”DRIVE”とイコライザーを調整して外してもいいと思います。

・アンプ前の”Parametoric EQ”
以前から取り入れている、”Hiway”の問題のある中高音域のカットです
周波数帯指定のFREQを46%
影響範囲の広さを指定する Qを30
ブーストやカットの数値を指定するGAINを35です

・一番後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 75Hz   LO GAIN -1.0dB   HI FREQ 3000Hz      HI GAIN 4.0dB
前回と同じくアンプ側のイコライザー設定では音抜けが良くならないので3000Hzを持ち上げ音抜けを良くしています。
この部分には関しては感覚で調整しても良いですがブーストは5.0dBまででそれ以上足したくなった時はアンプの”TREBLE”を上げるなど別の設定で調整する事をオススメします。
LO FREQの方は控えめですが余計な低音カットです。

 

一応ライブやケリー・キングの演奏を聴きつつアルバム”Reign In Blood”を中心に音を作りましたが、録音してみた所少々調整が必要にも感じますが最新アルバム”Repentless”でも使えそうです。
※追記です
POD HD 500ではDSPの問題でリバーブを置く事ができないので、リアルタイムの演奏で使いたい場合は以前書いた POD HD 外部エフェクター 接続と使用方法 等を駆使しましょう。
今回追加した”Screamer”を外す手もありますがその場合設定を変更する必要を感じます。

以上今回の設定でした。

突き詰めると設定の回を重ねるごとに理解していなかった事に気付き徐々に設定のセオリーが変化してきているのを実感します。

シュミレータなので完全に原曲の音を再現することは不可能ですが出来るだけ近づけるように試行錯誤して音作りをしていきたいと思います。