Symphony X マイケル・ロメオその2

※11月22日20時35分にこの記事の内容を修正しました。

今日はSymphonyX(シンフォニー・エックス)の音をPOD HD500上で再現を試みて出来た現時点での設定と流れを書いていきます。

 

設定に関してはPC直での録音を想定しています。

何時もは過去の有名作品から順番に新しい作品の音の再現を試みていますが、今回は近年のモダンハイゲインサウンドに手をつけようと考え、
今年発売した新譜“Underworld”の音にする事にしました。

厳密に言えば”Underworld”と”Nevermore”を参考にしながら作りました。

 

・マイケル・ロメオの使用機材

録音時の映像が見当たらなかったのですが、色々と調べるとアンプは“ENGL”FireballPowerball(こちらは主にライブの時)にE670(録音時のみ)。

更に録音では“MESA/Boogie”Dual RectifierTriple Rectifierを多用している様です。

ライブの映像ではキャビネットに関してはENGLのみでした。

他にはエフェクターとしては主に有名な”TC ELECTRONIC”のG-Systemと”BOSS”のNS-2を使用との事です。

 

・マイケル・ロメオ使用ギター
2005年より日本のギターメーカーである”Caparison”の物を使用しており詳しくは

“Dellinger-M3 MJR”
ボディー木材 マホガニー/メイプル
指板 メイプル
ピックアップ  DiMarzio “The Tone Zone”・ DiMarzio X2N
内蔵ブースター WSP MM-04 Preamp Booster
トレモロユニット Schaller S-FRT-2  with Special Corrosion Resistant Screws

録音時は”フェンダーのストラトキャスター”や”ESPのM2 DX”も使用するとの情報もありましたが、録音でもメインは”Dellinger-M3 MJR”だと思います。

個人的な話ですがCaparisonのギターに関しては興味がありDellingerは私の中では次の購入の候補に入っています。

 

・私が使用しているギター
テンプレですがギターのスペックを書いておきます、ある程度長く弾いている方なら分かると思いますが細かいギターのスペックで音は変わるので

JACKSON STARARS ケリー
ボディー アッシュ
指板 エボニー
ピックアップ EMG JH-SET
内蔵ブースター 無し
トレモロユニット ケーラー
シールド MOGAMI2534 /NEUTRIKのGoldメッキ

 

ではPODでの設定の話に入ります。

・”Angel F-Ball”か”Treadplate”か
上で”ENGL”を使用していると述べましたが、私自身は昔聞いた情報から“MESA/Boogie”をメインで使用していると思い込んでいた為、記事を書く直前まで気付かずDual Rectifierをシュミレートしている”Treadpate”で音作りを進めてしまいました。

最初に一応調べておくべきだったと感じました;
なので、今回は”Treadpate”で進めていき次回辺りに”Angel F-Ball”の方でもアプローチしてみます。(一応音は”Treadpate”で問題は感じません)

 

・キャビネットやマイクの選択
今回はハイゲインアンプモデルの中でも出来の良い”Treadplate”を選択したので、デフォルトの状態から割と良い感じましたが、ニュアンスとして“Tread v-30″では少々音が硬く広がりが無いと感じたので変更する事に。

組み合わせとしてはAに”Hiway”か”Tread v-30″を置きBに”Uber”か”XXL V-30″もしくはHIway×Tread V-30で悩みましたが、

最終的には伸びがよく輪郭もハッキリしている”Hiway”適度なザラつきとマイルドさがある”Uber”の組み合わせで決める事に。

マイクに関してはAは基本的にいつも通り”57 on axis”にし、そこから以前“デュアルアンプでの問題点と解決法”で書いた”ズレ”から考えBは”409 Dynamic”にする事にしました。

低音にパンチのある”421Dynamic”も選択肢に入りますが今回は音が引っ込み過ぎてしまうので”409 Dynamic”に。

 

・現状の詳細な設定
ミキサー

まず基本ですが”デュアルアンプ”使用時はAとBのPANは左右分けずにセンターにしています。

ただ合わせて弾いて楽しみたい場合は別ですが、録音すれば同じトラックにミックスされた状態になりますので初めから混ぜておきます。

・アンプとキャビネットの設定
Symphony X マイケル・ロメオその1 修正

アンプAとB共に”Treadplate”にしキャビネットとマイクは

Aは“4×12 Hiway”“57 On Axis”
A“4×12 Uber”“421 Dynamic”
アンプの設定は
A DRIVE55  BASS40  MID75  TREBLE70  PRES45  
B DRIVE55  BASS40  MID50  TREBLE50  PRES45 
今回もAとBで設定を変えましたが全体的には標準的な値です。

 

・AMP PARAMETERS

Symphony X マイケル・ロメオその1 修正2

AとB共にMASTERを1メモリ程下げました。

AMP PARAMETERSの”MASTER”は全体のニュアンスに細かく影響がありますが、大体下げるとスッキリした音になり上げるとやや荒めの音になります

・CAB PARAMETERS
Symphony X マイケル・ロメオその1 修正3

上で述べた余分な低音域のカットとして“LOW CUT”を上げています。上がA側で下がB側です。

この部分を上下すると何Hzか出るはずなのですが、私の POD HD500 Editでは何故か表示されない為、以前確認した物を基準にし調整しAは大きなメモリ2つ  Bは大きなメモリ半分まで上げています。

・エフェクターの設定
Symphony X マイケル・ロメオその2

・一番前の”Hard Gate”

“OPEN -32.0dB”  “CLOSE -33.0dB”  “HOLD TIME 0ms”  “DECAY 348ms”
ピックアップの出力によりノイズの出具合は変化すると思うので個々に調整をすると良いと思います。

・Tri Chorus前の”Parametoric EQ”
周波数帯指定のFREQを46%
影響範囲の広さを指定する Qを40
ブーストやカットの数値を指定するGAINを40です

・アンプ前にある”Tri Chorus”
こちらの設定に関してはMIX以外はデフォルトでMIX10%と下げ目にしています。
これを薄くかける事で音が少し前に出る印象がありますが必須ではないので、”リバーブなどの空間系を置きたい場合これを外すと良いと思います”。

・アンプ後ろにある”Tube Drive”
BASS50 MID70 TREBLE50 DRIVE50 OUTPUT100
ソロ用です。ソロパートを聞くとリフの音よりも丸みがあり歪みも足されている印象なので置きました。

・一番後ろの”Studio EQ”
設定は LO FREQ 1000Hz   LO GAIN 2.0dB   HI FREQ 3000Hz      HI GAIN -2.0dB
1000Hzが少々欠けており音像がボヤけてると感じた為ブーストさせ、3000hzは抜けを良くする為にブーストさせています。

 

以上今回の設定でした。

 

今回苦戦した点としては全体のニュアンスは良いのですが、音に柔らかさを出そうとすると音像がボヤけてしまい、音を前に出そうとすると特定の周波数が際立って硬くなり落とし所が難しかったです。

 

調整し現状より良くなったと感じたら続きを書くと思いますが、先に“Angel F-Ball”(エングル Fireball 100)でアプローチした設定を書くと思います。